現代社会A

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 現代社会A
科目番号 01135 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「最新 現代社会」(教育出版)/「最新図説 現社」(浜島書店)
担当教員 北野 孝志

到達目標

(ア)現代社会の特質について説明することができる。
(イ)将来技術者を目指す者として、現代社会において科学技術の特質やその科学技術が社会や環境に与える影響について理解し、これからの科学技術のあり方について考えることができる。
(ウ)将来技術者を目指す者として、現代社会における地球的諸課題とその背景や、地球的諸課題の解決に向けたこれまでの取り組みについて理解し説明できる。
(エ)高度情報社会において、情報通信技術の進展が社会に及ぼす影響、さらに法律・倫理との関わりについて理解し説明できる。
(オ)国家間の結びつきの現状とその背景を通して、国際平和・国際協力の推進への取り組みについて理解し説明できる。
(カ)公正な社会の実現に向けた現在までの国内の取り組み、さらには国際的な取り組みを、現代社会の政治的・経済的諸課題を通して理解し説明できる。
(キ)様々な思想を通して、青年期の特徴とその課題を理解するとともに、社会と人間のかかわり方について理解し、現代社会において人としていかに生きるべきかについて考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)現代社会の諸問題について十分に理解し、現実の問題に当てはめて自分なりに考察することができる。現代社会の諸問題について、それぞれの基本的事項を理解し、説明できる。現代社会の諸問題について、それぞれの基本的事項を説明できない。
評価項目(イ)人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことについて自分なりに考えることができる。人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、説明することができる。人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、説明することができない。
評価項目(ウ)現代社会の諸問題について、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりすることを通して、自分の考えを深めることができる。現代社会の諸問題について、資料を活用して探究し、その成果について論述したり討論したりすることができる。現代社会の諸問題について、資料を活用して探究したり、討論したりすることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
私たちが共に生活している現代の社会は、科学技術の飛躍的な進歩によって、大きな変化を遂げてきた。この授業では、現代社会が持っている様々な特質を取り上げ、それらが持っている課題について主体的に考える。また、青年期の特徴を理解し、現代社会における青年期の課題についても考える。そして、現代社会における生きがいとは何かという問いに対して主体的に考え、自分なりの結論を導き出していくことができるようになることを目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
適宜時事問題を取り上げていくので、新聞やテレビのニュースに関心を払い、興味深い話題については自分なりの考えを持つようにすること。議論の際には積極的に参加し、自分の意見を述べることができるようにしておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 現代社会の特質(授業へのイントロダクション) (ア)現代社会の特質について説明することができる。
2週 科学技術の発達と生命の問題:バイオテクノロジー(遺伝子操作、クローン問題) (イ)将来技術者を目指す者として、現代社会において科学技術の特質やその科学技術が社会や環境に与える影響について理解し、これからの科学技術のあり方について考えることができる。
3週 科学技術の発達と生命の問題:死の問題(脳死と臓器移植、安楽死と尊厳死) (イ)将来技術者を目指す者として、現代社会において科学技術の特質やその科学技術が社会や環境に与える影響について理解し、これからの科学技術のあり方について考えることができる。
4週 地球社会の課題と環境:資源・エネルギー問題(様々なエネルギーと循環型社会) (ウ)将来技術者を目指す者として、現代社会における地球的諸課題とその背景や、地球的諸課題の解決に向けたこれまでの取り組みについて理解し説明できる。
5週 地球社会の課題と環境:地球と地域の環境問題、環境倫理 (ウ)将来技術者を目指す者として、現代社会における地球的諸課題とその背景や、地球的諸課題の解決に向けたこれまでの取り組みについて理解し説明できる。
6週 高度情報社会:高度情報化のメリットと高度情報社会の今後 (エ)高度情報社会において、情報通信技術の進展が社会に及ぼす影響、さらに法律・倫理との関わりについて理解し説明できる。
7週 高度情報社会:高度情報社会の課題、情報リテラシー (エ)高度情報社会において、情報通信技術の進展が社会に及ぼす影響、さらに法律・倫理との関わりについて理解し説明できる。
8週 国際社会と日本人:国際化とグローバル化(異文化理解と多文化主義、国際人としてのあり方) (オ)国家間の結びつきの現状とその背景を通して、国際平和・国際協力の推進への取り組みについて理解し説明できる。
2ndQ
9週 国際社会と日本人:戦争と平和(人類の福祉と平和の課題、世界平和と国連) (オ)国家間の結びつきの現状とその背景を通して、国際平和・国際協力の推進への取り組みについて理解し説明できる。
10週 国際社会と日本人:人口・食糧問題、豊かさと貧困 (オ)国家間の結びつきの現状とその背景を通して、国際平和・国際協力の推進への取り組みについて理解し説明できる。
11週 家族・地域社会:少子高齢社会 (カ)公正な社会の実現に向けた現在までの国内の取り組み、さらには国際的な取り組みを、現代社会の政治的・経済的諸課題を通して理解し説明できる。
12週 家族・地域社会:男女共同参画社会、社会福祉 (カ)公正な社会の実現に向けた現在までの国内の取り組み、さらには国際的な取り組みを、現代社会の政治的・経済的諸課題を通して理解し説明できる。
13週 青年期:青年期の意義と課題、青年期の自己形成 (キ)様々な思想を通して、青年期の特徴とその課題を理解するとともに、社会と人間のかかわり方について理解し、現代社会において人としていかに生きるべきかについて考えることができる。
14週 青年期:欲求と適応、生きがいについて(自己実現と幸福、社会参加とボランティア活動) (キ)様々な思想を通して、青年期の特徴とその課題を理解するとともに、社会と人間のかかわり方について理解し、現代社会において人としていかに生きるべきかについて考えることができる。
15週 授業のまとめ (キ)様々な思想を通して、青年期の特徴とその課題を理解するとともに、社会と人間のかかわり方について理解し、現代社会において人としていかに生きるべきかについて考えることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テスト課題合計
総合評価割合603010100
基礎的能力603010100