歴史ⅡA

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 歴史ⅡA
科目番号 03122 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「高校世界史B」「高校日本史B」(山川出版社) 「最新世界史図説 タペストリー」(帝国書院)/プリント資料
担当教員 京極 俊明

到達目標

(ア)第一次世界大戦までの近現代の世界の変化について、おおきな流れを理解できる。
(イ)近世の日本社会から日本の近代化の進展とその問題点について、世界状況の中に位置付けて理解できる。
(ウ)第二次産業革命とそれがもたらした社会の変化について考えることができる。
(エ)第一次世界大戦の背景と影響を理解できる。
(オ)この時代の科学技術の発展と戦争がどのように関わっていたのか考えることができる。
(カ)ある歴史上のテーマについて、自分の文章で具体的に説明することができる。
(キ)歴史的問題について自分で情報を収集し、考察することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目(ア)第一次世界大戦までの近現代の世界の変化について、おおきな流れを理解でき、説明できる。第一次世界大戦までの近現代の世界の変化について、おおきな流れを理解できる。第一次世界大戦までの近現代の世界の変化について、おおきな流れを理解できない。
評価項目(イ)近世の日本社会から日本の近代化の進展とその問題点について、世界状況の中に位置付けて理解でき、説明できる。近世の日本社会から日本の近代化の進展とその問題点について、世界状況の中に位置付けて理解できる。近世の日本社会から日本の近代化の進展とその問題点について、世界状況の中に位置付けて理解できない。
評価項目(ウ)第二次産業革命とそれがもたらした社会の変化について考え、説明できることができる。第二次産業革命とそれがもたらした社会の変化について考えることができる。第二次産業革命とそれがもたらした社会の変化について考えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近世から近代にかけて、ヨーロッパの国々は世界中に進出し、帝国主義政策によって、アジア・アフリカ世界に政治的・経済的支配を拡大しながら、自国の利益を求めて互いに激しく争うことになった。この対立は、世界を大戦争へと導いていく。また、長い間続いた鎖国を解いて開国した明治維新以後の日本も、激動の世界情勢への対応を迫られ、近代化を進めたのである。とくに、この時代に急激に発展した科学技術が、社会にどのような影響を与えたかを意識しながら、この時代の世界と日本の社会の特徴を、相互に関連づけて理解していきたい。
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 近世・近代東アジア世界の発展(明・清帝国の繁栄、アジア世界の展開) 明・清と同時代のアジアについて理解できる。
2週 近世・近代東アジア世界の発展(明・清帝国の繁栄、アジア世界の展開) 明・清と同時代のアジアについて理解できる。
3週 近代アジア世界の変化とヨーロッパ(アジアの帝国の動揺と植民地化の進展) アジア諸地域の動揺と植民地化の過程について理解できる。
4週 近代アジア世界の変化とヨーロッパ(アジアの帝国の動揺と植民地化の進展) アジア諸地域の動揺と植民地化の過程について理解できる。
5週 近代アジア世界の変化とヨーロッパ(アジアの帝国の動揺と植民地化の進展) アジア諸地域の動揺と植民地化の過程について理解できる。
6週 近代東アジア世界の変動(帝国主義諸国の展開と東アジア世界の対応) 列強の侵略と中国、日本の近代化政策について理解できる。
7週 近代東アジア世界の変動(帝国主義諸国の展開と東アジア世界の対応) 列強の侵略と中国、日本の近代化政策について理解できる。
8週 第二次産業革命と帝国主義の時代(技術発展と世界の一体化) 第二次産業革命と帝国主義について理解できる。
2ndQ
9週 第二次産業革命と帝国主義の時代(技術発展と世界の一体化) 第二次産業革命と帝国主義について理解できる。
10週 近世日本の発展(幕藩体制の展開と近世日本社会) 幕藩体制中期の政治と社会について理解できる。
11週 近世日本の変動(幕藩体制の動揺から開国へ) 幕藩体制後期と開国の時代について理解できる。
12週 明治維新と日本の近代化(開国の経験と近代産業の発展) 明治維新と近代化政策について理解できる。
13週 第一次世界大戦の背景と経過 第一次世界大戦が起きた背景について理解できる。
14週 第一次世界大戦の背景と経過 第一次世界大戦の経過について理解できる。
15週 前期のまとめ 前期範囲について、課題を解き、理解を深めることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験定期試験課題合計
総合評価割合305515100
基礎的能力305515100