到達目標
(ア)金属材料の結晶構造および合金の構造、金属の変態について理解を深める。
(イ)共晶、包晶、偏晶など基本的な二元系状態図について理解を深める。
(ウ)金属の塑性変形機構を理解する。
(エ)金属の格子欠陥について学び、点、線および面欠陥について理解する。
(オ)刃状転位の主な性質について理解する。
(カ)らせん転位、混合転位の主な性質について理解する。
ルーブリック
| 最低限の到達レベルの目安(可) | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安
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評価項目(ア) | 金属材料の結晶構造および合金の構造、金属の変態について理解を深める。 | 金属材料の結晶構造および合金の構造、金属の変態について理解している。 | 金属材料の結晶構造および合金の構造、金属の変態について理解していない。 |
評価項目(イ) | 共晶、包晶、偏晶など基本的な二元系状態図について理解を深める。 | 共晶、包晶、偏晶など基本的な二元系状態図について理解している。 | 共晶、包晶、偏晶など基本的な二元系状態図について理解していない。 |
評価項目(ウ) | 金属の塑性変形機構を理解する。 | 金属の塑性変形機構を理解している。 | 金属の塑性変形機構を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
材料学ⅠAで学んだ材料学の基礎事項を理解していることを前提に講義を進める。本講義では、まず材料学の基礎的事項として、純金属および合金の構造、金属の変態についての基本的な事項、相律および基本的な二元系平衡状態図について学ぶ。次に、金属の塑性変形機構としてのすべりおよび双晶、金属材料の格子欠陥や線欠陥としての転位を理解し、その基礎的な性質について学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
材料学ⅠAを履修していることを前提に授業を行う。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
金属材料の結晶構造および合金の構造,金属の変態 |
金属材料の結晶構造および合金の構造,金属の変態について理解している。
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2週 |
金属材料の結晶構造および合金の構造,金属の変態 |
金属材料の結晶構造および合金の構造,金属の変態について理解している。
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3週 |
相律および二元系平衡状態図(共晶型) |
共晶型の相律および二元系平衡状態図を理解している。
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4週 |
相律および二元系平衡状態図(共晶型) |
共晶型の相律および二元系平衡状態図を理解している。
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5週 |
相律および二元系平衡状態図(共晶型) |
共晶型の相律および二元系平衡状態図を理解している。
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6週 |
相律および二次元平衡状態図(包晶型) |
包晶型の相律および二元系平衡状態図を理解している。
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7週 |
相律および二次元平衡状態図(包晶型) |
包晶型の相律および二元系平衡状態図を理解している。
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8週 |
相律および二次元平衡状態図(偏晶型) |
偏晶型の相律および二元系平衡状態図を理解している。
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4thQ |
9週 |
金属の塑性変形,すべりと双晶 |
金属の塑性変形,すべりと双晶について理解している。
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10週 |
金属の塑性変形,すべりと双晶 |
金属の塑性変形,すべりと双晶について理解している。
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11週 |
金属の塑性変形,すべりと双晶 |
金属の塑性変形,すべりと双晶について理解している。
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12週 |
金属の格子欠陥(点状欠陥,線状欠陥,面状欠陥) |
金属の格子欠陥について理解している。
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13週 |
金属の格子欠陥(点状欠陥,線状欠陥,面状欠陥) |
金属の格子欠陥について理解している。
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14週 |
転位とその性質(刃状転位) |
刃状転位とその性質について理解している。
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15週 |
転位とその性質(らせん転位,混合転位および転位の性質) |
らせん転位,混合転位および転位の性質について理解している。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 45 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 45 | 25 | 100 |