到達目標
(ア)公差設計の重要性とGPSの国際動向を理解する。
(イ)データム形体, 実用データム形体およびデータムターゲットについて理解する。
(ウ)公差表示方法の基本原則, 幾何公差域の解釈について理解する。
(エ)包絡の条件と最大実体公差方式について理解する。
(オ)平行度, 直角度, 同軸度・同心度, 面の輪郭度および全振れの図示とその解釈について理解する。
(カ)幾何公差の適用事例を通じて, 勘どころを理解する。
(キ)最大実体公差方式と機能ゲージおよびゼロ幾何公差と機能ゲージについて理解する。
(ク)手巻きウインチの設計計算ができる。
(ケ)手巻きウインチの組立図、部品図、部品表が作成できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 公差表示方法の基本原則, 幾何公差域の解釈について理解し,データム形体, 実用データム形体およびデータムターゲットを理解できる. | 公差表示方法の基本原則, 幾何公差域の解釈について理解する。 | 公差表示方法の基本原則, 幾何公差域の解釈について理解できない. |
評価項目2 | 意図を持って手巻きウインチの設計計算ができる。 | 手巻きウインチの設計計算ができる。 | 手巻きウインチの設計計算ができない. |
評価項目3 | 手巻きウインチの組立図、部品図、部品表がミスなく作成できる。 | 手巻きウインチの組立図、部品図、部品表が作成できる。 | 手巻きウインチの組立図、部品図、部品表が作成できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
企業活動のグローバル化で、 日本で描いた図面を用いて海外で生産する活動が活発化している。 それに伴い、 GPS(Geometrical Product Specification:寸法・形状およびその公差の指示方法、 部品の表面性状の定義と指示方法)の要件を満たす、 曖昧さのない図面指示が必須になっている。ここではGPSの中核である幾何公差について知識を深めるとともに、事例研究を通じて実践力を養う。また、「手巻きウインチ」を題材として、与えられた仕様に基づき、今までに学習した科目の知識を活用して設計計算を行ない図面を作成し、このような一連の作業を通じて、実践的な設計製図の能力を養う。
授業の進め方・方法:
注意点:
必修科目。製図の基礎、工作法、設計法、材料学、機械運動学等を理解しておくことが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成ができる
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2週 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成ができる
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3週 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成ができる
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4週 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成ができる
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5週 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成ができる
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6週 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成 |
手巻きウインチの設計計算、設計書の作成ができる
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7週 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成ができる
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8週 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成ができる
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2ndQ |
9週 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成ができる
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10週 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成ができる
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11週 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成 |
手巻きウインチの組立図、部品図の製図、部品表の作成ができる
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12週 |
幾何公差の理解 |
幾何公差の理解ができる
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13週 |
幾何公差の理解 |
幾何公差の理解ができる
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14週 |
幾何公差の理解 |
幾何公差の理解ができる
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15週 |
幾何公差の理解 |
幾何公差の理解ができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |