概要:
人間の経済活動は人類の誕生以来続いてきた。とはいえ、そのあり方は一様なものではなく時代や地域により大きく異なるし、その変化・発展の道筋も異なる。本講義では、主に西洋の経済史について学ぶことで、地理的・時代的背景を踏まえつつ経済活動の在り方を振り返り、その多様なあり方と、現在に至るまでの経済成長の過程を考察する。
授業の進め方・方法:
基本的に毎回資料を配布し、その内容に沿って授業を進める。また状況に応じて、授業内容に関する発言を受講者に求めることがある。
注意点:
授業内容に該当する項目について,科目担当教員の紹介する文献などを中心として、継続的に復習を行うこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス: 講義全体像の紹介 |
経済史学と経済学の違いについて理解できる。 紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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2週 |
経済史とは何か? |
経済史の対象や方法、問題の概要について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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3週 |
古代の経済活動 |
講義で紹介した古代の経済活動の概要を理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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4週 |
中世の経済活動と封建制 |
中世ヨーロッパの経済活動の特徴を理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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5週 |
大航海時代と商業 |
大航海時代による経済的影響について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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6週 |
産業革命とイギリス |
イギリスにおける産業革命の概要について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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7週 |
産業革命の拡大と後発国の優位性 |
産業革命の諸国への拡大の概要について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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8週 |
理解度の確認① |
これまでの講義内容について習熟度合いを確かめる。 これまでの講義内容を復習する。
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2ndQ |
9週 |
第一次世界大戦とアメリカの覇権 |
第一次世界大戦とその経済的影響について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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10週 |
世界恐慌と第二次世界大戦への道 |
世界恐慌と第二次世界大戦の概要について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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11週 |
第二次世界大戦後の世界経済 |
第二次大戦後の世界的経済状況の概要を理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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12週 |
マルクスと史的唯物論 |
史的唯物論の概要について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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13週 |
ブローデルとアナール学派 |
アナール学派の概要について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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14週 |
ウォーラステインと世界システム論 |
世界システム論の概要について理解できる。 配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。
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15週 |
理解度の確認② |
地理的・歴史的特殊性を踏まえつつ、現代社会へと至る経済的成長の特質などに関する問題を設定し、経済史の観点から適切に論述できる。配布資料や紹介した文献を参照し講義全体の内容を復習する。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |