人文科学特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 人文科学特論Ⅰ
科目番号 05109 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気・電子システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は特に指定せず、講義はプリントに沿っておこなう。
担当教員 髙橋 清吾

到達目標

(ア)前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解し,説明することができる。
(イ)前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解し,説明することができる。
(ウ)受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
(エ)報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解し,説明することができる。前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解できる。前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解できない。
評価項目2前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解し,説明することができる。前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解できる。前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解できない。
評価項目3受講生が調査・発表を行い,建設的な議論と改善を行う事ができる。受講生が調査・発表を行い,改善する事ができる。受講生が調査・発表を行い,改善する事ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E-3 社会の仕組みと歴史を知り,他者・他国の立場から物事を考えることができる.
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
本校教育目標 ⑤ 技術者倫理

教育方法等

概要:
前近代の日本は,各種政策等によって産業や居住環境が変容を遂げてきた。本講義では歴史的かつ地域的な視点から当時の社会が変容しつつ現代とどのように関連しているのかについて検討する。なお,受講生は講義を通じて人文科学の基本的な知識論を学び, それらを活かして発表を行う。発表及び質疑応答状況については課題点として評価する。
授業の進め方・方法:
授業期間中の7回程度を座学とし,講義を通じて人文科学の研究視角について学ぶ。後半の7回は受講者が講義から学びえた知識および技能を用いて調査を実施し,報告・討論を行うことにする。
注意点:
前近代における社会の歴史的変遷や地域的特性に関心を持ち,自ら調べたり,考えること。継続的に授業の予習・復習をすること。

選択必修の種別・旧カリ科目名

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入
(自学自習内容:配布資料の復習,自ら前近代の社会について考えたり調べたりする。)
前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解できる。
2週 (事例1)社会の成立         (自学自習内容:配布資料の復習,自ら前近代の社会について考えたり調べたりする。) 前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解できる。
3週 事例1の社会の歴史的変容と地域性
(自学自習内容:配布資料の復習,自ら前近代の社会について考えたり調べたりする。)
前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解できる。
4週 事例1のまとめ
(自学自習内容:配布資料の復習,自ら前近代の社会について考えたり調べたりする。)
前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解できる。
前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解できる。
5週 (事例2)社会の成立
(自学自習内容:配布資料の復習,自ら前近代の社会について考えたり調べたりする。)
前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解できる。
6週 事例2の社会の歴史的変容と地域性
(自学自習内容:配布資料の復習,自ら前近代の社会について考えたり調べたりする。)
前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解できる。
7週 事例2のまとめ
(自学自習内容:配布資料の復習,自ら前近代の社会について考えたり調べたりする。)
前近代の社会が各種政策や社会的事象によって変容することを理解できる。
前近代の社会を歴史的かつ地域的視点から理解できる。
8週 報告(1)
(報告や議論のための準備)
受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。
2ndQ
9週 報告(2)
(報告や議論のための準備)
受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。
10週 報告(3)
(報告や議論のための準備)
受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。
11週 報告(4)
(報告や議論のための準備)
受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。
12週 報告(5)
(報告や議論のための準備)
受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。
13週 報告(6)
(報告や議論のための準備)
受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。
14週 報告(7)
(報告や議論のための準備)
受講生が主題に基づき調査を実施し、論理的にまとめることができる。
報告と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行う事ができる。
15週 授業のまとめ これまでの内容を整理し、理解を深める。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前1,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前1,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前1,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
複数の情報を整理・構造化できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

定期試験課題点合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000