コンピュータリテラシ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 コンピュータリテラシ
科目番号 71243 科目区分 専門 / 必履修,選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気・電子システム工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教材プリント/教材ファイル
担当教員 野中 俊宏,大野 亙

到達目標

(ア)コンピュータの基本的な使用方法、ファイル操作方法が分かる。
(イ)ネットワーク・電子メール・ウェブサイトの基礎的な仕組みが分かる。
(ウ)ネットワーク社会でのセキュリティや著作権、エチケット、ネットワーク社会の脅威について説明できる。
(エ)表計算ソフトを用いて基本的なデータ処理ができる。
(オ)グラフなどを用いてデータを視覚的に表現することができる。
(カ)複数のソフトウェアを連携利用して報告書を作成できる。
(キ)プレゼンテーションソフトを使ってプレゼン資料を作成できる。
(ク)GUIプログラミング環境を用いてプログラムを作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)コンピュータの基本的な使用方法、ネットワーク・電子メールの基礎的な仕組み、ネットワーク社会でのセキュリティ等について、実際のスマートフォン等の普段使用している個人向け端末を例にして、使用の際の注意点など具体的に説明できる。コンピュータの基本的な使用方法、ネットワーク・電子メールの基礎的な仕組み、ネットワーク社会でのセキュリティ等について説明できる。コンピュータの基本的な使用方法、ネットワーク・電子メールの基礎的な仕組み、ネットワーク社会でのセキュリティ等について説明できない。
評価項目(イ)複数のソフトウェアを連携利用して報告書を作成できる。表計算ソフトを用いた基本的なデータ処理、ワードプロセッサを用いた文章作成ができる。表計算ソフトを用いた基本的なデータ処理、ワードプロセッサを用いた文章作成ができない。
評価項目(ウ)プレゼンテーションソフトを使って、聴衆にわかりやすいプレゼン資料を作成し、プレゼンすることができる。プレゼンテーションソフトを使ってプレゼン資料を作成、プレゼンできる。プレゼンテーションソフトを使ってプレゼン資料を作成できない。

学科の到達目標項目との関係

本校教育目標 ② 基礎学力

教育方法等

概要:
現代社会において,コンピュータは特定業種で扱うような特殊機器ではなく,扱えることが前提とされるほど一般的なものである。データ処理やレポート作成,電子メールによるコミュニケーションやインターネットを使った情報収集,プレゼンテーション等は,技術者にとって当然修得すべきスキルであると言える。本科目では,情報技術を使う上で必要な情報倫理,コンピュータやネットワークに関連した基礎的な知識および技術を修得すると共に,データ処理やレポート作成に必要なソフトウェアの一般的な使用方法について学習する。また、GUIによるプログラミング環境を用いて、プログラミングの基礎を学ぶ
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 コンピュータの基礎:パーソナルコンピュータの概念,基本的な使用方法 パーソナルコンピュータの概念,基本的な使用方法が説明できる
2週 ワードプロセッサの基礎:文章入力・整形 ワードプロセッサを使って、文章入力・整形ができる
3週 表計算ソフトの基礎:データ集計・計算方法,グラフ作成,データベース 表計算ソフトを使って、データ集計・計算ができる
4週 表計算ソフトの基礎:データ集計・計算方法,グラフ作成,データベース 表計算ソフトを使って、グラフ作成ができる
5週 表計算ソフトの基礎:データ集計・計算方法,グラフ作成,データベース 表計算ソフトを使って、データベースを解析できる
6週 プレゼンテーションソフト:プレゼンソフトの使用方法,プレゼン プレゼンソフトの使用方法について説明できる
7週 プレゼンテーションソフト:プレゼンソフトの使用方法,プレゼン プレゼンソフトをつかってプレゼンテーションを作成できる
8週 プレゼンテーションソフト:プレゼンソフトの使用方法,プレゼン プレゼンソフトをつかってプレゼンができる
4thQ
9週 ワードプロセッサの応用:図形の挿入,高度なレイアウト手法 ワードプロセッサをつかって、図形の挿入,高度なレイアウトができる
10週 ソフトウェアの連携利用:ワードプロセッサへのグラフ挿入,報告書の作成方法 ワードプロセッサへのグラフ挿入し,報告書の作成できる
11週 ネットワーク社会での注意点:セキュリティ,著作権,ネットワークエチケット,情報倫理,インターネットのを用いた犯罪 セキュリティ,著作権,ネットワークエチケット,情報倫理,インターネットのを用いた犯罪について説明できる
12週 インターネット概要:ネットワークの概念,HTMLを用いたウェブページの作成方法 ネットワークの概念が説明でき、HTMLによる簡単なページの作成ができる
13週 インターネット概要:ネットワークの概念,HTMLを用いたウェブページの作成方法 ネットワークの概念が説明でき、HTMLとスタイルシートを用いたによるページの作成、装飾ができる
14週 プログラミング実習:GUIベースのプログラミングシステムを用いたプログラミング実習 プログラミング実習:スのプログラミングシステムを用いて簡単なプログラムが作成できる
15週 プログラミング実習:GUIベースのプログラミングシステムを用いたプログラミング実習 プログラミング実習:スのプログラミングシステムを用いてやや高度なプログラムが作成できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3後1
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3後12,後13
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3後11
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3後11
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3後11
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3後11

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100