到達目標
(ア)三相誘導電動機の原理と構造とを説明できる。 (d)
(イ)三相誘導電動機を電気的等価回路に変換できる。 (d)
(ウ)三相誘導電動機の等価回路から諸特性の定式化ができる。 (d)
(エ)三相誘導電動機の始動,停止,および速度の制御方法を説明できる。 (d)
(オ)単相誘導電動機に関する事項を説明できる。 (d)
(カ)同期発電機の原理と構造,種類,電気的等価回路を説明できる。 (d)
(キ)同期発電機の等価回路から諸特性の定式化ができる。 (d)
(ク)同期発電機の運転条件と方法,異常現象を説明できる。 (d)
(ケ)同期電動機の特性,運転方法を説明できる。 (d)
ルーブリック
| 最低限の到達レベルの目安(優) | 最低限の到達レベルの目安(良) | 最低限の到達レベルの目安(不可) |
| 三相誘導電動機の原理と構造とを詳細に説明できる。 (d) | 三相誘導電動機の原理と構造とをキーワードのみで説明できる。 (d) | 三相誘導電動機の原理と構造とを説明できない。 (d) |
| 三相誘導電動機を電気的等価回路に変換でき、回路中の電気素子の役割が説明できる。 (d) | 三相誘導電動機の電気的等価回路が描くことができる。 (d) | 三相誘導電動機を電気的等価回路に変換できない。 (d) |
| 三相誘導電動機の等価回路から諸特性の定式化ができ、それらに関する応用問題ができる。 (d) | 三相誘導電動機の等価回路から諸特性の定式化ができる。 (d) | 三相誘導電動機の等価回路から諸特性の定式化ができない。 (d) |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
エネルギーはいろいろな形態(熱、化学、光など)で存在しており,他の形態への変換のしやすさ,輸送のしやすさなどから現代社会では電気エネルギーが重要な位置を占めている。本講義では電気エネルギーから機械エネルギーへ変換する,あるいはその逆を行う機器の代表的なもの(誘導電動機,同期機)について説明する。両者は現代社会に広く浸透しており,発電所に使用される数メガワットの発電機から,電気機器の駆動装置の数十ワットのモータまでのほとんどにはこれらの電動機が使用されている。これらの電動機の動作原理から始まり,理論,特性,運転方法について説明する。
授業の進め方・方法:
注意点:
第三学年の「基礎エネルギ変換工学」を修得しておくことが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
三相誘導電動機の原理と構造:回転磁界(課題:演習問題) |
三相誘導電動機の原理と構造とを説明できる。 (d)
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2週 |
三相誘導電動機の理論:等価回路(課題:演習問題) |
三相誘導電動機を電気的等価回路に変換できる。 (d)
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3週 |
三相誘導電動機の理論:等価回路(課題:演習問題) |
三相誘導電動機を電気的等価回路に変換できる。 (d)
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4週 |
三相誘導電動機の特性:電流,発生トルク(課題:演習問題) |
三相誘導電動機の等価回路から諸特性の定式化ができる。 (d)
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5週 |
三相誘導電動機の特性:電流,発生トルク(課題:演習問題) |
三相誘導電動機の等価回路から諸特性の定式化ができる。 (d)
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6週 |
三相誘導電動機の運転:始動,制動,速度制御(課題:演習問題) |
三相誘導電動機の始動,停止,および速度の制御方法を説明できる。 (d)
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7週 |
単相誘導電動機:構造,特性,運転(課題:演習問題) |
単相誘導電動機に関する事項を説明できる。 (d)
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8週 |
同期発電機の原理と構造:回転界磁形と回転電機子形,水車発電機,タービン発電機,エンジン発電機(課題:演習問題) |
同期発電機の原理と構造,種類,電気的等価回路を説明できる。 (d)
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2ndQ |
9週 |
同期発電機の理論:同期発電機の誘導起電力,等価回路(課題:演習問題) |
同期発電機の原理と構造,種類,電気的等価回路を説明できる。 (d)
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10週 |
同期発電機の理論:同期発電機の誘導起電力,等価回路(課題:演習問題) |
同期発電機の原理と構造,種類,電気的等価回路を説明できる。 (d)
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11週 |
同期発電機の特性:同期発電機の特性曲線(課題:演習問題) |
同期発電機の等価回路から諸特性の定式化ができる。 (d)
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12週 |
同期発電機の特性:同期発電機の特性曲線(課題:演習問題) |
同期発電機の等価回路から諸特性の定式化ができる。 (d)
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13週 |
同期発電機の並行運転:運転条件と方法,異常現象(課題:演習問題) |
同期発電機の運転条件と方法,異常現象を説明できる。 (d)
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14週 |
同期電動機:理論,特性,運転(課題:演習問題) |
同期電動機の特性,運転方法を説明できる。 (d)
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15週 |
前期の総まとめ |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 65 | 20 | 15 | 100 |
専門的能力 | 65 | 20 | 15 | 100 |