到達目標
(ア)コンピュータによる計算の特徴(誤差の発生など)が理解できる。
(イ)プログラムがアルゴリズムに従って動作していることを読み取ることができる。
(ウ)簡単な数学問題をプログラムによって解くことができる。
(エ)データ構造の基礎である構造体を理解し、実際のプログラムで使用することができる。
(オ)代表的なデータ構造の形式が理解できる。
(カ)構造体を用い、データ構造を実装し、プログラム上で使用することができる。
(キ)バイナリ形式によるファイル入出力を理解し、構造体を直接ファイルで扱うことができる。
ルーブリック
| 最低限の到達レベルの目安(優) | 最低限の到達レベルの目安(可) | 最低限の到達レベルの目安(不可) |
| コンピュータによる計算の特徴(誤差の発生など)を説明できる。 | コンピュータによる計算の特徴(誤差の発生など)が理解できる。 | コンピュータによる計算の特徴(誤差の発生など)が理解できない。 |
| プログラムがアルゴリズムに従って動作していることを読み取ることができる。 | プログラムがアルゴリズムに従って動作していることを理解できる。 | プログラムがアルゴリズムに従って動作していることを理解できない。 |
| 簡単な数学問題をプログラムによって解くことができる。 | 簡単な数学問題をプログラムによって解くことが可能なことを理解できる。 | 簡単な数学問題をプログラムによって解くことが可能なことを理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
プログラミング言語は問題解決の道具であり、実際に何らかの問題を解決するためには、言語の文法を知るだけではなく、それぞれの分野における手法を学ぶ必要がある。例えば代数方程式の解を計算するには、手作業による計算とは全く異なる計算手順が必要となる。本講義では3年生で習得したC言語を基礎として、プログラミングの学習として代表的分野である、数値計算法およびデータ構造に関する基礎を学ぶ。また、データ構造の基礎となる文法である構造体についても扱う。
授業の進め方・方法:
注意点:
プログラミング基礎A,Bを修得していることを前提として授業を進める
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
数値計算の基礎:繰り返しによる計算の考え方と、丸め誤差 |
数値計算の基礎:繰り返しによる計算の考え方と、丸め誤差を理解できる。
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2週 |
数値計算法:代数方程式の解法(ニュートン法、2分法) |
数値計算法:代数方程式の解法(ニュートン法、2分法)を理解できる。
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3週 |
数値計算法:代数方程式の解法(ニュートン法、2分法) |
数値計算法:代数方程式の解法(ニュートン法、2分法)を理解できる。
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4週 |
数値計算法:数値積分による定積分の解法(シンプソン法) |
数値計算法:数値積分による定積分の解法(シンプソン法)を理解できる。
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5週 |
数値計算法:数値積分による定積分の解法(シンプソン法) |
数値計算法:数値積分による定積分の解法(シンプソン法)を理解できる。理解できる。
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6週 |
構造体:文法および、構造体を利用したデータ統合手法 |
構造体:文法および、構造体を利用したデータ統合手法を理解できる。
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7週 |
構造体:文法および、構造体を利用したデータ統合手法 |
構造体:文法および、構造体を利用したデータ統合手法を理解できる。
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8週 |
データ構造:スタックおよびキュー(構造、構造体を用いた実装) |
データ構造:スタックおよびキュー(構造、構造体を用いた実装)を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
データ構造:スタックおよびキュー(構造、構造体を用いた実装) |
データ構造:スタックおよびキュー(構造、構造体を用いた実装)を理解できる。
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10週 |
データ構造:連結リスト(構造、構造体の配列を用いた実装) |
データ構造:連結リスト(構造、構造体の配列を用いた実装)を理解できる。
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11週 |
データ構造:連結リスト(構造、構造体の配列を用いた実装) |
データ構造:連結リスト(構造、構造体の配列を用いた実装)を理解できる。
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12週 |
データ構造:テキスト形式およびバイナリ形式によるファイル入出力 |
データ構造:テキスト形式およびバイナリ形式によるファイル入出力が理解できる。
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13週 |
データ構造:テキスト形式およびバイナリ形式によるファイル入出力 |
データ構造:テキスト形式およびバイナリ形式によるファイル入出力が理解できる。
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14週 |
総合演習 |
総合演習を行うことができる。
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15週 |
総合演習 |
総合演習を行うことができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 20 | 30 | 100 |
専門的能力 | 50 | 20 | 30 | 100 |