概要:
コンピュータおよびインターネットに対する付き合い方について,「技術」だけではなく,「法律」や「モラル」といった観点から学ぶ科目である。
授業の進め方・方法:
教員が一方的に講義するのではなく,インターネット社会で日々生きている学生諸君自らが主体的に学ぶ姿勢を大事にすべく,アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた授業を行う。情報工学科棟1階の計算機工学実験室(パソコン室)にて,コンピュータを用いた演習を行うことがある。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
情報倫理とは(シラバスの説明)、私たちの身近にある情報社会その1 (インターネット社会の良し悪し,情報の性質) |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを理解できる。
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2週 |
情報の受信者・発信者としての責任(情報の信頼性) |
情報伝達システムの考え方,および情報の意味と情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を理解し,活用できる。
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3週 |
個人情報の取り扱い(個人情報の流出と保護) |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響,および個人情報保護法や著作権法などの法律との関連について理解できる。
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4週 |
インターネットにおける知的財産(著作権) |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響,および個人情報保護法や著作権法などの法律との関連について理解できる。
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5週 |
インターネット・コミュニケーション1 (電子メールの活用とマナー,インターネットの仕組み) |
メールツールとウェブブラウザを使って,メールの送受信とウェブブラウジングを行うことができる。
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6週 |
インターネット・コミュニケーション2 (WWWおよびSNSによるネット上のコミュニケーション,受信者への配慮) |
メールツールとウェブブラウザを使って,メールの送受信とウェブブラウジングを行うことができる。
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7週 |
情報システムによる社会の変化(文化面,学習面,医療・福祉・公共サービス面、ビジネス面) |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを理解できる。
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8週 |
インターネット上でのトラブルと犯罪(有害情報,違法行為) |
インターネットを用いた犯罪例などを知り,それに対する正しい対処法を実践できる。
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4thQ |
9週 |
情報セキュリティ技術(パスワード,暗号化,ファイアウォール,電子署名) |
情報セキュリティの必要性や,コンピュータを扱っている際に遭遇しうる様々な脅威の実態とその対策について理解できる。
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10週 |
ネット被害(コンピュータへの脅威,インターネットを用いた犯罪例) |
インターネットを用いた犯罪例などを知り,それに対する正しい対処法を実践できる。
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11週 |
情報倫理に関する調査,まとめ,およびプレゼンテーション |
インターネットの仕組みを理解し,実践的に使用できる。
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12週 |
情報倫理に関する調査,まとめ,およびプレゼンテーション |
インターネットの仕組みを理解し,実践的に使用できる。
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13週 |
情報倫理に関する調査,まとめ,およびプレゼンテーション |
インターネットの仕組みを理解し,実践的に使用できる。
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14週 |
情報倫理に関する調査,まとめ,およびプレゼンテーション |
インターネットの仕組みを理解し,実践的に使用できる。
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15週 |
私たちの身近にある情報社会その2 (スマートフォン利用による生活スタイルの変化,健康面への影響) |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを理解できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | 後3,後4 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | 後1,後7,後15 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 4 | 後9 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 4 | 後3 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 4 | 後6,後8,後10 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 4 | 後6,後8,後10 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | その他の学習内容 | 少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 4 | 後5 |
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | 後10 |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 4 | 後10 |
基本的な暗号化技術について説明できる。 | 4 | 後9 |
基本的なアクセス制御技術について説明できる。 | 4 | 後9 |
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 4 | 後10 |