概要:
「エージェント」とは、それが置かれた環境からセンサ(感覚器)を通して情報を受け取り、それをもとにアクチュエータ(運動器官)を介して環境に働きかける存在と定義される。この科目では、Raspberry Piを利用して、簡単な「エージェント」をグループで創造することを目指す。
授業の進め方・方法:
前半では、個人による作業によって、1年生および2年生で学んだRaspberry Piの制御を復習する。後半はグループに分かれ、創造的なエージェントシステムの構想、設計、製作、評価、および発表までを行う。
注意点:
Rapberry Piおよびノートパソコンを利用する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス(シラバスの説明)、開発環境の整備 |
プログラミングするための開発環境構築ができる。
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2週 |
振り返り(1):イベント駆動型プログラムの作成 |
要求仕様に従ってプログラムを設計することができる。
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3週 |
振り返り(2):簡単な画像処理の実現1 |
要求仕様に従ってプログラムを設計することができる。
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4週 |
振り返り(3):簡単な画像処理の実現2 |
要求仕様に従ってプログラムを設計することができる。
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5週 |
振り返り(4):センサ入力とモータ駆動回路の組み合わせ1 |
要求仕様に従ってプログラムを設計することができる。
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6週 |
振り返り(5):センサ入力とモータ駆動回路の組み合わせ2 |
要求仕様に従ってプログラムを設計することができる。
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7週 |
エージェント開発(1):グループによるアイデアの選定、役割分担および工程の検討 |
主体性および自己管理力、リーダーシップを発揮し、グループの一員としての役割を把握しながら、協調して作業を進めることができる。
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8週 |
エージェント開発(2):アーキテクチャの製作1 |
課題に対する答えを提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。
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4thQ |
9週 |
エージェント開発(3):アーキテクチャの製作2 |
課題に対する答えを提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。
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10週 |
エージェント開発(4):エージェントプログラムの製作1 |
課題に対する答えを提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。
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11週 |
エージェント開発(5):エージェントプログラムの製作2 |
課題に対する答えを提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。
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12週 |
エージェント開発(6):エージェントプログラムのチューニング1 |
課題に対する答えを提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。
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13週 |
エージェント開発(7):エージェントプログラムのチューニング2 |
課題に対する答えを提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。
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14週 |
プレゼンテーション(1):スライドおよびレジュメの作成 |
主体性および自己管理力、リーダーシップを発揮し、グループの一員としての役割を把握しながら、協調して作業を進めることができる。
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15週 |
プレゼンテーション(2):発表 |
主体性および自己管理力、リーダーシップを発揮し、グループの一員としての役割を把握しながら、協調して作業を進めることができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 4 | 後2,後3,後4,後5,後6 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 4 | 後2,後3,後4,後5,後6 |
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 4 | 後2,後3,後4,後5,後6 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 4 | 後2,後3,後4,後5,後6 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 4 | 後1 |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 4 | 後2,後3,後4,後5,後6 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 4 | 後7,後8,後9,後10 |