到達目標
(ア)コンピュータネットワークの物理的な伝送方法の基本的事項について説明できる。
(イ)サーバシステムのハードウェアとソフトウェアの基本的事項について説明できる。
(ウ)TCP/IPネットワークの基本原理を理解し、通信速度を求めることができる。
(エ)MVCモデルに基づいたウェブアプリケーションの動作原理を説明できる。
(オ)SQLを用いて基本的なテーブルの作成、データの問合わせを記述できる。
(カ)チーム開発で用いるバージョン管理システムの機能について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安 |
評価項目(ア) | サーバ、TCP/IP、MVCモデルに基づいたウェブアプリケーションの動作原理と応用事例を説明できる。 | サーバ、TCP/IP、MVCモデルに基づいたウェブアプリケーションの動作原理を説明できる。 | サーバ、TCP/IP、MVCモデルに基づいたウェブアプリケーションの動作原理を説明できない。 |
評価項目(イ) | SQLを用いて応用的なテーブルの作成、データの問合わせを記述できる。 | SQLを用いて基本的なテーブルの作成、データの問合わせを記述できる。 | SQLを用いて基本的なテーブルの作成、データの問合わせを記述できない。 |
評価項目(ウ) | チーム開発で用いるバージョン管理システムの機能について詳細に説明できる。 | チーム開発で用いるバージョン管理システムの機能について説明できる。 | チーム開発で用いるバージョン管理システムの機能について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
JABEE d 当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力
JABEE e 種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE f 論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力
JABEE g 自主的、継続的に学習する能力
JABEE h 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
JABEE i チームで仕事をするための能力
本校教育目標 ② 基礎学力
本校教育目標 ③ 問題解決能力
本校教育目標 ④ コミュニケーション能力
教育方法等
概要:
情報工学科における工学実験の仕上げとして,学生個人もしくはグループで,それぞれが自由度の高いテーマに対して,システム開発の各工程(要求分析、仕様策定、実装、試験)の一連のプロセスを体験し,「ものづくり」の楽しさを体感しながら,卒業研究を遂行するにあたって必要な実力を身につけることを目的とする。特に,本科目は「エンジニアリングデザイン実習ⅠB」を実施するのに必要となるコンピュータネットワーク技術を理解することを目的とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
4年後学期までのすべての科目を履修していることを前提とした内容の実験を行う。「情報科学」教育プログラムの必修科目である。 継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。授業内容について、決められた期日までの課題(レポート)提出を求める。実験テキストの内容を復習し、わからない用語や事柄については自学自習しておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、物理的な伝送: シラバスの説明。通信の物理的な伝送方式とネットワークケーブルの構造。 |
通信の物理的な伝送方式とネットワークケーブルの構造を理解する。
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2週 |
ガイダンス、物理的な伝送: シラバスの説明。通信の物理的な伝送方式とネットワークケーブルの構造。 |
通信の物理的な伝送方式とネットワークケーブルの構造を理解する。
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3週 |
サーバシステム: クライアントサーバ方式。サーバシステム特有のハードウェアとソフトウェア(オペレーティングシステム)。 |
サーバシステム特有のハードウェアとソフトウェア(オペレーティングシステム)を理解する。
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4週 |
サーバシステム: クライアントサーバ方式。サーバシステム特有のハードウェアとソフトウェア(オペレーティングシステム)。 |
サーバシステム特有のハードウェアとソフトウェア(オペレーティングシステム)を理解する。
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5週 |
TCP/IPネットワーク: 階層モデル、IPアドレスとポート番号、アプリケーションプロトコル。 |
階層モデル、IPアドレスとポート番号、アプリケーションプロトコルを理解する。
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6週 |
TCP/IPネットワーク: 階層モデル、IPアドレスとポート番号、アプリケーションプロトコル。 |
階層モデル、IPアドレスとポート番号、アプリケーションプロトコルを理解する。
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7週 |
ウェブアプリケーション(1): Javaで書かれたサーバアプリケーションの動作原理。 |
Javaで書かれたサーバアプリケーションの動作原理を理解する。
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8週 |
ウェブアプリケーション(2): サーブレットプログラムの仕組み。HTMLの入力フォームとサーブレットの連携の仕組み。 |
サーブレットプログラムの仕組み、HTMLの入力フォームとサーブレットの連携の仕組みを理解する。
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4thQ |
9週 |
ウェブアプリケーション(3): Model-View-Controller (MVC) モデル。そのためのJSPとJavaBeanの理解。 |
Model-View-Controller (MVC) モデルを理解する。
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10週 |
ウェブアプリケーション(3): Model-View-Controller (MVC) モデル。そのためのJSPとJavaBeanの理解。 |
Model-View-Controller (MVC) モデルを理解する。
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11週 |
ウェブアプリケーション(4): リレーショナルデータベースの仕組み。テーブルの構造(列、行、制約)。SQLの基本。 |
リレーショナルデータベースの仕組みを理解する。
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12週 |
ウェブアプリケーション(4): リレーショナルデータベースの仕組み。テーブルの構造(列、行、制約)。SQLの基本。 |
リレーショナルデータベースの仕組みを理解する。
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13週 |
ウェブアプリケーション(5): ウェブアプリケーション(サーブレット、JSP、JavaBean)とデータベース管理システムの連携。 |
ウェブアプリケーション(サーブレット、JSP、JavaBean)とデータベース管理システムの連携を理解する。
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14週 |
チーム開発: バージョン管理システム Git を用いた共同開発。 |
バージョン管理システム Git を用いた共同開発を理解する。
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15週 |
チーム開発: バージョン管理システム Git を用いた共同開発。 |
バージョン管理システム Git を用いた共同開発を理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |