到達目標
(ア)製図用具の使用方法,構造物に使用される材料の表記法を理解し説明できる。
(イ)実線,点線,一点鎖線等の意味を理解し,これらの線を適正に描くことができる。
(ウ)仮名漢字,アルファベット,数字等を製図の基準に従って書くことができる。
(エ)円周及び角の等分方法を理解し,正確に製図できる。
(オ)投影図を理解し,正確に製図できる。
(カ)CADシステムのハードウェアとコンピュータネットワークを理解する。
(キ)CADの一般的な作図機能と編集機能を使って作図できる。
(ク)AutoCAD2020で効率的に作図するための方法を理解し、見やすいレイアウト設定が行なえる。
(ケ)AutoCADの機能を生かした効率的な操作を行なうことができる。
(コ)製図の規則に従って正確なレイヤ設定(画層管理)が行なえる。
(サ)異尺度に対応したわかりやすい図面レイアウトに編集し、出力ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 線と文字の種類を理解し、平面図形と投影図の描き方について説明できる。 | 線と文字の種類および、平面図形と投影図の描き方について理解できる。 | 線と文字の種類および、平面図形と投影図の描き方について理解できない。 |
評価項目2 | CADソフトウェアの機能と画層の管理を理解し、図形要素の作成と修正について、説明できる。 | CADソフトウェアの機能と画層の管理を理解し、図形要素の作成と修正できる。 | CADソフトウェアの機能と画層の管理を理解し、図形要素の作成と修正できない。 |
評価項目3 | 図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について理解し、説明できる。 | 図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について理解できる。 | 図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 C2 問題の解決策を豊かな発想で創造し,解決に向けて計画、実践する能力を身につける
本校教育目標 ③ 問題解決能力
教育方法等
概要:
技術者にとって設計図を正確に描く能力は基本中の基本である。第三者が,口頭による説明なしに,その図面から構造物の形状や寸法についての精確な情報を読み取ることができるように描かなければならない。そのためには,丁寧な文字,明確な線分による表示,工業規格に定められた表記法に基づく寸法や加工法の記入法を身につけることが肝要である。この授業では,線分と文字の書き方からはじめ,第三角法をはじめとする基本的な作図法を学んだ後,コンピュータを利用した製図の基本構成やAutoCADを使用し、CAD製図の基本操作や基礎的技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
適宜講義プリントを配布する。スライドや講義プリントにより講義を進めていく。
注意点:
製図道具を持参すること。必要最小限の製図道具は科目担当教員が明示する。
選択必修の種別・旧カリ科目名
設計製図Ⅰ、CAD製図
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
製図用具とCADシステムの基本ハードウェア構成とCADによるコンピュータネットワークの利用 |
三角定規やCADシステムの基本ハードウェア構成とCADによるコンピュータネットワークの利用できる.
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2週 |
CAD製図の作図概論(CADソフトの使用方法と機能) |
CAD製図の作図概論(CADソフトの使用方法と機能)を理解する.
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3週 |
CAD製図の作図概論(CADソフトの使用方法と機能) |
CAD製図の作図概論(CADソフトの使用方法と機能)を理解する.
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4週 |
文字の練習:仮名漢字,アルファベット,数字の書き方 |
仮名漢字,アルファベット,数字を書くことができる.
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5週 |
線の練習:実線,点線,一点鎖線,線の太さ,それぞれの線の意味,線の描き方 |
実線,点線,一点鎖線,線の太さ,それぞれの線の意味,線の描き方が理解できる.
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6週 |
平面図形の書き方:直線の等分,円弧の等分,角の等分,正方形と等積の円,円の面積の等分,放物線の作図 |
平面図形の書き方:直線の等分,円弧の等分,角の等分,正方形と等積の円,円の面積の等分,放物線の描き方が理解できる.
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7週 |
平面図形の書き方:直線の等分,円弧の等分,角の等分,正方形と等積の円,円の面積の等分,放物線の作図 |
平面図形の書き方:直線の等分,円弧の等分,角の等分,正方形と等積の円,円の面積の等分,放物線の描き方が理解できる.
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8週 |
平面図形の書き方:直線の等分,円弧の等分,角の等分,正方形と等積の円,円の面積の等分,放物線の作図をCADソフトで作図 |
平面図形の書き方:直線の等分,円弧の等分,角の等分,正方形と等積の円,円の面積の等分,放物線をCADで描く方法が理解できる.
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2ndQ |
9週 |
投影図の描き方:正投影図,第一角法,第三角法 |
投影図の描き方:正投影図,第一角法,第三角法の描き方を理解できる.
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10週 |
投影図の描き方:正投影図,第一角法,第三角法 |
投影図の描き方:正投影図,第一角法,第三角法の描き方を理解できる.
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11週 |
CADソフトを用いた投影図の描き方:正投影図,第一角法,第三角法 |
投影図の描き方:CADを用いて,正投影図,第一角法,第三角法の描き方を理解できる.
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12週 |
断面図:断面図の描き方と図の配置,尺度,表題欄,寸法線,寸法補助記号の表現 |
断面図:断面図の描き方と図の配置,尺度,表題欄,寸法線,寸法補助記号の表現を理解できる.
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13週 |
CAD製図の基礎(CADソフトを使用しての基礎製図、画層の管理、作成した図面の出力方法) |
CAD製図の基礎(CADソフトを使用しての基礎製図、画層の管理、作成した図面の出力方法)を理解する.
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14週 |
CAD製図の基礎(CADソフトを使用しての基礎製図、画層の管理、作成した図面の出力方法) |
CAD製図の基礎(CADソフトを使用しての基礎製図、画層の管理、作成した図面の出力方法)を理解する.
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15週 |
CAD製図の基礎(CADソフトを使用しての基礎製図、画層の管理、作成した図面の出力方法) |
CAD製図の基礎(CADソフトを使用しての基礎製図、画層の管理、作成した図面の出力方法)を理解する.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | トラスの種類、安定性、トラスの部材力の意味を説明できる。 | 4 | |
節点法や断面法を用いて、トラスの部材力を計算できる。 | 4 | |
影響線を利用して、支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | |
影響線を応用して、与えられた荷重に対する支点反力や断面力を計算できる。 | 4 | |
ラーメンの支点反力、断面力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その断面力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)を描くことができる。 | 4 | |
はりのたわみの微分方程式に関して、その幾何学的境界条件と力学的境界条件を理解し、微分方程式を解いて、たわみやたわみ角を計算できる。 | 4 | |
評価割合
| 課題 | 小テスト | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |