都市づくり入門

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 都市づくり入門
科目番号 42133 科目区分 専門 / 必履修,選択必修3
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特に指定しない/適宜、資料を配布する
担当教員 佐藤 雄哉,山岡 俊一

到達目標

(ア)国土と地域の定義を理解し、説明できる。
(イ)都市づくりにおける計画の意義や必要性を理解し、説明できる。
(ウ)持続可能な都市づくりに計画学が果たす役割を認識する。
(エ)都市づくりにおける交通の役割と課題を理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国土と地域の定義や都市づくりにおける計画の意義・必要性を理解し、自らの言葉で他者に説明できる。国土と地域の定義や都市づくりにおける計画の意義・必要性を理解し、説明できる。国土と地域の定義や都市づくりにおける計画の意義・必要性が理解できておらず、説明できない。
評価項目2都市づくりにおける計画の意義や必要性を理解し、自らの言葉で他者に説明できる。都市づくりにおける計画の意義や必要性を理解し、説明できる。都市づくりにおける計画の意義や必要性を理解できておらず、説明できない。
評価項目3持続可能な都市づくりに計画学が果たす役割を認識し、自分の言葉で他者に説明できる。持続可能な都市づくりに計画学が果たす役割を認識している。持続可能な都市づくりに計画学が果たす役割を認識していない。
評価項目4都市づくりにおける交通の役割と課題を理解し、自分の言葉で他者に説明できる。都市づくりにおける交通の役割と課題を理解し、説明できる。都市づくりにおける交通の役割と課題を理解できておらず、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A1 社会の変化と要請を的確に捉え、人の生活を支える社会基盤の役割をよく理解する
学習・教育到達度目標 C1 防災,環境,社会資本整備等について自ら学習し、問題を提起する能力を身につける
本校教育目標 ① ものづくり能力
本校教育目標 ③ 問題解決能力

教育方法等

概要:
持続可能な都市形成には、都市に住まう様々な人々の合意形成が図られた計画が求められる。環境都市工学科で学ぶ都市生活に必要な社会基盤形成にも計画学は欠かせない。都市づくり入門では、環境都市工学科で学ぶ計画系科目の基礎となる計画学の考え方などを事例も交えながら学ぶ。
授業の進め方・方法:
適宜、資料を配布して進める。
注意点:
(自学自習内容)継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。適宜、授業内容に関する課題(レポート)を課すので、決められた期日までに提出すること。

選択必修の種別・旧カリ科目名

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス;都市づくりとは 計画学が対象とする内容を理解し、都市づくりの概念を説明できる。
2週 様々な要素による都市の分類 都市を分類する視点を説明できる。
3週 都市空間を構成する系 物的空間把握のための3つの系を説明できる。
4週 都市づくりと社会基盤施設の関係 都市づくりの中での社会基盤施設の位置づけを説明できる。
5週 都市づくりに関わる職業 計画系に関連する職業を説明できる。
6週 都市づくりの考え方の変遷 都市づくりの考え方の変遷を説明できる。
7週 都市づくりの現場;身近な都市づくりの実践現場での学習 都市づくりの現場を見学し、計画学が果たす役割を認識する。
8週 都市づくりの現場;身近な都市づくりの実践現場での学習 都市づくりの現場を見学し、計画学が果たす役割を認識する。
2ndQ
9週 社会資本整備と計画学 土木工学における計画学が対象とする内容を理解し、説明できる。
10週 都市と交通  都市における交通の役割について説明できる。
11週 交通問題 交通問題について説明できる。
12週 交通問題 交通問題の対策を説明できる。
13週 都市における歩行空間 都市における歩行空間整備の必要性と課題を説明できる。
14週 公共交通 公共交通の役割と課題を説明できる。
15週 都市と交通のユニバーサルデザイン 都市と交通におけるユニバーサルデザインについて説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画国土と地域の定義を説明できる。2前2,前3
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。2前1,前6

評価割合

定期試験課題合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100