情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 43231 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する。
担当教員 佐藤 雄哉

到達目標

(ア)Excelの基礎的操作ができ、関数の機能と特徴を利用してデータ処理ができる。
(イ)セルの書式設定および相対参照、絶対参照、複合参照の3つの参照ができる。
(ウ)種々のグラフ作成ができる。
(エ)統計関数、数学・三角関数、論理関数、文字列操作関数の用法を理解し、与えられた課題に対する適切な演算ができる。
(オ)検索・データベース関数を理解し、蓄積されたデータ一覧表に対して検索/集計処理ができる。
(カ)マクロの記録処理を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目(ア)Excelを用いて、複雑なセルの書式設定や参照ができ、応用的なグラフ作成ができる。Excelを用いて、セルの書式設定や参照ができ、種々のグラフ作成ができる。Excelを用いて、セルの書式設定や参照ができず、種々のグラフ作成もできない。
評価項目(イ)統計関数、数学・三角関数、論理関数、文字列操作関数、検索・データベース関数を用いた複雑な演算ができる。統計関数、数学・三角関数、論理関数、文字列操作関数、検索・データベース関数を用いた演算ができる。統計関数、数学・三角関数、論理関数、文字列操作関数、検索・データベース関数を用いた演算ができない。
評価項目(ウ)マクロ機能を用いた複雑な記録処理ができる。マクロ機能を用いた記録処理ができる。マクロ機能を用いた記録処理ができない。

学科の到達目標項目との関係

本校教育目標 ② 基礎学力

教育方法等

概要:
現代社会におけるビジネス環境においてコンピュータの利用は不可欠であり、これに関する知識や技術を習得しておくことは必須である。本講義では、表計算ソフトの様々な関数機能とマクロ機能を実際にコンピュータに触れながら習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
本講義では、コンピュータを活用するための道具として、情報処理Iで習得した表計算ソフト(Excel)の基礎的な活用能力をさらに高めるために、関数機能やマクロ機能の活用法を実際の演算処理を実践しながら学ぶ。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Excelの基礎的操作方法、関数の機能と特徴 Excelの基礎的な操作ができる。
2週 セルの書式設定、参照方法(相対参照,絶対参照,複合参照) セルの書式設定を自ら設定・変更でき、値の参照方法を説明できる。
3週 セルの書式設定、参照方法(相対参照,絶対参照,複合参照) セルの書式設定を自ら設定・変更でき、値の参照方法を説明できる。
4週 基礎的および特殊なグラフの作成 Excelを用いたグラフ作成ができる。
5週 基礎的および特殊なグラフの作成 Excelを用いたグラフ作成ができる。
6週 統計関数、数学・三角関数 Excelの統計関数や数学・三角関数を用いた演算ができる。
7週 統計関数、数学・三角関数 Excelの統計関数や数学・三角関数を用いた演算ができる。
8週 統計関数、数学・三角関数 Excelの統計関数や数学・三角関数を用いた演算ができる。
4thQ
9週 論理関数、文字列操作関数 Excelの論理関数や文字列操作関数を用いた演算ができる。
10週 論理関数、文字列操作関数 Excelの論理関数や文字列操作関数を用いた演算ができる。
11週 論理関数、文字列操作関数 Excelの論理関数や文字列操作関数を用いた演算ができる。
12週 検索・データベース関数の用法:列方向検索関数、行方向検索関数、条件付き集計関数 Excelの検索関数やデータベース関数を用いた演算ができる。
13週 検索・データベース関数の用法:列方向検索関数、行方向検索関数、条件付き集計関数 Excelの検索関数やデータベース関数を用いた演算ができる。
14週 検索・データベース関数の用法:列方向検索関数、行方向検索関数、条件付き集計関数 Excelの検索関数やデータベース関数を用いた演算ができる。
15週 マクロ記録処理:マクロの記録法、マクロの呼び出し法 簡単なマクロの記録処理ができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3後15

評価割合

課題小テスト合計
総合評価割合6040100
専門的能力6040100