概要:
土質実験Ⅰでは,土の諸性質について学んだ。土質実験Ⅱでは,土構造物を設計するにあたって重要な土の強度特性について学んでいく。先ずは,土の強度試験について学び,それぞれの試験方法の特性を理解するとともに,得られた結果から土の強度特性を求めていく。さらに,これらの強度定数を用いて斜面の安定解析を行い,土構造物の設計について理解していく。
授業の進め方・方法:
注意点:
土質力学Ⅰ,土質実験Ⅰを習得し,土質力学Ⅱを履修していることが望ましい。関数電卓を毎回持参してくること。_x000D_なお,実験は危険を伴う場合があるため,靴を履き作業性の良い服装で臨むこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前2,前6,前10 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前3,前7,前11 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前3,前7,前8,前11 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前4,前7,前8,前11 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 前4,前7,前8,前11 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 前4,前7,前8,前11 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 前2,前6,前10 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 前2,前6,前10 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 前2,前6,前10 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前3,前8,前9 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 建設系分野【実験・実習能力】 | 建設系【実験実習】 | 一軸圧縮試験について理解し、器具を使って実験できる。 | 3 | 前1,前2 |