概要:
この講義は、現在の企業の経営戦略・国際経営のあり方や法令順守・倫理規範に対する現状を把握しながら、技術者としての倫理を理解する。最近の技術者倫理は、従来からの法律を基準とした法を守る概念から、より倫理観を組織として高いレベルに導く志向倫理へと日々変化している。より高い倫理観を求め考えられるよう学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業の進め方:最新の情報を提供しながら授業を進める。
授業内容:各種業界の倫理問題や研究倫理の内容を含め学ぶ。
方法:DVDを用いて考える倫理を学習する。
ギルベイン・ゴールド、ソーラーブラインド、The Lab などの教材を使用。
注意点:
継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。適宜、授業内容に関する課題を決められた期日までに提出すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
現代社会の潮流 (自学自習内容:社会学的視界・社会変動を確認する) |
現代社会の潮流を理解する。
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2週 |
企業の特質と社会責任(CSR)理解、企業の「社会貢献」「CIについて」「ESGについて」 (自学自習内容:授業の社会責等について確認する) |
企業の特質と社会責任(CSR)、企業の「社会貢献」「CIについて」「ESGについて」理解する。
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3週 |
企業の特質と社会責任(CSR)理解、企業の「社会貢献」「CIについて」「ESGについて」 (自学自習内容:最新の情報(新聞等)を用いて社会の流れを確認する) |
企業の特質と社会責任(CSR)理解、企業の「社会貢献」「CIについて」「ESGについて」理解する。
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4週 |
産業・企業倫理と社会的責任のあり方 (自学自習内容:PPTを用いて産業・企業倫理と社会的責任を確認する) |
産業・企業倫理と社会的責任のあり方について理解する。
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5週 |
製造物責任(PL)法(方法:PPTでの説明と最新の情報 (自学自習内容:新聞等により最新の情報を確認する) |
製造物責任(PL)法を理解する。
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6週 |
公益通報者保護法 (自学自習内容:新聞等により最新の情報を確認する) |
公益通報者保護法を理解する。
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7週 |
ギルベイン・ゴールド、ソーラーブラインドを用いた演習 (自学自習内容:自分の立場に置き換えて自分の行動を確認する) |
ギルベイン・ゴールド、ソーラーブラインドを用いた演習で立場を変えて考えることを理解する。
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8週 |
ギルベイン・ゴールド、ソーラーブラインドを用いた演習 (自学自習内容:自分の立場に置き換えて自分の行動を確認する) |
ギルベイン・ゴールド、ソーラーブラインドを用いた演習で立場を変えて考えることを理解する。
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4thQ |
9週 |
The lab を用いた演習 (自学自習内容:自分の立場に置き換えて自分の行動を確認する) |
The lab を用いた演習で立場を変えて考えることを理解する。
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10週 |
The Lab を用いた演習 (自学自習内容:自分の立場に置き換えて自分の行動を確認する) |
The Lab を用いた演習で立場を変えて考えることを理解する。
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11週 |
倫理問題解決のための行動設計能力 (自学自習内容:The Lab による立場の違いを理解し、立場の違いによる考え方を確認する) |
倫理問題解決のための行動設計能力理解する。
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12週 |
価値の多様性 (自学自習内容:ステークホルダーの違いによる価値の多様性を確認する) |
価値の多様性を理解する。
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13週 |
価値の多様性 (自学自習内容:予防倫理、志向倫理の違いと倫理の方向性を確認する) |
予防倫理、志向倫理を理解する。
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14週 |
技術者として重視すべき価値 (自学自習内容:志向倫理の重要性を確認する) |
技術者として重視すべき価値について理解する。
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15週 |
技術者として重視すべき価値 (自学自習内容:志向倫理の重要性を確認する) |
技術者として重視すべき価値について理解する。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 4 | 後4 |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 4 | 後6 |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 4 | 後1 |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 4 | 後5 |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 4 | 後6 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 4 | 後14 |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 4 | 後7 |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 4 | 後8 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 4 | 後15 |
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。 | 4 | 後14 |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 4 | 後9 |
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。 | 4 | 後6 |
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 4 | 後2,後9,後13 |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 4 | 後10 |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 4 | 後13 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 4 | 後12 |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 4 | 後4 |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 4 | 後11 |