到達目標
(ア)世界の大地形をプレートテクトニクス説から説明できる。
(イ)大気循環を踏まえて気候の基礎を捉えることができる。
(ウ)大規模災害のメカニズムを説明することができる。
(エ)大規模災害のメカニズムを踏まえ、人類にとって必要な科学技術の在り方について考えることができる。
(オ)自然に調和した産業発展の必要性を、農業の例を踏まえて理解できる。
(カ)各気候帯の農業展開から、人間活動と自然環境との関わりについて理解できる。
(キ)世界各地の生活や文化の在り方とその多様性を理解できる。
(ク)世界各地における民族紛争の問題点を理解できる。
ルーブリック
| 到達レベルの目安(優) | 到達レベルの目安(良) | 到達レベルの目安(不可) |
地形と人間生活との関係 | 地形の形成を踏まえつつ、人間生活の展開を説明することができる。 | 地形と人間生活との対応関係を把握することができる。 | 地形と人間生活との対応関係を把握することができない。 |
気候と人間生活との関係 | 気候の形成を踏まえつつ、人間生活の展開を説明することができる。 | 気候と人間生活との対応関係を把握することができる。 | 気候と人間生活との対応関係を把握することができない。 |
コミュニティ | コミュニティ間の差異を踏まえて、その関係構築や共生のあり方を理解することができる。 | 様々な文化、価値の存在を把握することができる。 | 様々な文化、価値の存在を把握することができることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
世界の情勢をインターネット等を通じて瞬時に知ることができる今日,我々は各地域の特色を理解し,友好的・平和的関係を築いていく必要がある。国際人である私たちは今,持続可能な社会の形成に向けてグローバルに,ローカルに考え,行動していく力が求められているのである。他方では,身近な問題として,近年関心の高まっている防災にも目を向ける必要がある。地理Bでは,①自然と人間との関係,②土地利用と歴史との関係,③人々の形成してきた文化や国際的な関係を学び,グローカルに動くための素養も身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
主に講義形式とする。
注意点:
復習を欠かさないこと。一つ一つを用語を用いて体系的に説明することに心がけること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
大地形と小地形 |
大地形の形成メカニズムを理解する(総合理科で習った内容の復習を含む)。
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2週 |
大地形と小地形 |
大地形の成り立ちを説明することができる。
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3週 |
大地形と小地形 |
小地形の成り立ちを説明することができる。
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4週 |
大気循環と気候の基礎 |
大気循環および気候帯の基礎を理解することができる。
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5週 |
大気循環と気候の基礎 |
大気循環を踏まえて、気候の成り立ちを理解することができる。
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6週 |
日本の自然環境と自然災害 |
日本を例に、大規模災害のメカニズムを踏まえ、人類にとって必要な科学技術の在り方について考えることができる。
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7週 |
気候と人々の生活・農業との関わり:無樹林気候 |
無樹林気候を例に、人間活動と自然環境との関わりについて理解することができる。
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8週 |
気候と人々の生活・農業との関わり:樹林気候 |
樹林気候における農業の全体像を把握する。
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4thQ |
9週 |
気候と人々の生活・農業との関わり:樹林気候 |
樹林気候の農業展開から、人間活動と自然環境との関わりについて理解することができる。
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10週 |
気候と人々の生活・農業との関わり:樹林気候 |
自然に調和した産業発展の必要性を、農業の例を踏まえて理解することができる。
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11週 |
気候と人々の生活・農業との関わり:樹林気候 |
自然に調和した産業発展の必要性を、農業の例を踏まえて理解することができる。
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12週 |
宗教と人々の生活 |
世界各地の宗教の歴史と多様性の基礎を理解することができる。
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13週 |
人種・民族問題 |
世界各地で生じる民族紛争を把握することができる。
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14週 |
人種・民族問題 |
世界各地における民族紛争の問題点を理解することができる
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15週 |
まとめ |
これまでの内容を整理し、理解を深める。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 50 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 50 | 20 | 100 |