測量学実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 測量学実習Ⅰ
科目番号 42301 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「改訂 測量学Ⅰ」堤隆 著(コロナ社) ISBN: 978-4-339-05524-5/プリント配布
担当教員 小林 睦

到達目標

(ア)距離測量における誤差の取り扱いについて理解している。
(イ)水準測量の原理を理解し、野帳を昇降式で記入することができる。
(ウ)与えられた領域において水準測量を行い、2地点間の高低差を求めることができる。
(エ)角測量の原理を理解し、セオドライトを用いた水平角の測定ができる。
(オ)トラバース測量において測定誤差を算出し、その誤差の調整を行える。さらに、面積の計算も行える。
(カ)平板測量における、放射法を理解し、細部測量を行うことができる。
(キ)平板測量の原理を理解し、トラバース測量を行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)距離測量における誤差の取り扱いについて理解している。距離測量について理解している。距離測量について理解できない。
評価項目(イ)水準測量の原理を理解し、野帳を昇降式で記入することができる。水準測量の原理を理解している。水準測量の原理を理解できない。
評価項目(ウ)与えられた領域において水準測量を行い、2地点間の高低差を求めることができる。与えられた領域において水準測量を行うことができる。与えられた領域において水準測量を行うことができない。
評価項目(エ)角測量の原理を理解し、セオドライトを用いた水平角の測定ができる。角測量の原理を理解している。角測量の原理を理解できない。
評価項目(オ)トラバース測量において測定誤差を算出し、その誤差の調整を行える。さらに、面積の計算も行える。トラバース測量において測定誤差を算出し、その誤差の調整を行える。トラバース測量において測定誤差を算出できない。
評価項目(カ)平板測量における、放射法を理解し、細部測量を行うことができる。平板測量における、放射法を理解している。平板測量における、放射法を理解できない。
評価項目(キ)平板測量の原理を理解し、トラバース測量を行うことができる。平板測量の原理を理解している。平板測量の原理を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
測量機器の構造、取り扱いおよび使用方法に習熟すると共に、測量学の講義と並行して実習を行うことで測量学の理解をより深める。また、測量したデータの整理方法およびその評価技術の習得のための計算演習についても併せて行う。実習テーマは距離測量、水準測量、角測量、平板測量を行う。
授業の進め方・方法:
注意点:
関数電卓を毎時間持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 測量実習概要説明:実習に臨む際の心構え、服装等の諸注意、報告書のまとめ方 測量実習概要を理解している。
2週 距離測量:歩測、巻尺による距離測量、光波による距離測量 距離測量を行うことができる。
3週 距離測量:歩測、巻尺による距離測量、光波による距離測量 距離測量を行うことができる。
4週 水準測量:水準測量の原理と基本、レベルの取り扱い、野帳の記入方法、測定誤差とその調整方法 水準測量を行い,野帳の記入ができる。
5週 水準測量:昇降式による2地点間の高低差の求め方,スタジア測量 水準測量を行い,2地点間の高低差を求めることができる。
6週 水準測量:昇降式による2地点間の高低差の求め方,スタジア測量 水準測量を行い,2地点間の高低差を求めることができる。
7週 水準測量:昇降式による2地点間の高低差の求め方,スタジア測量 水準測量を行い,2地点間の高低差を求めることができる。
8週 水準測量:昇降式による2地点間の高低差の求め方,スタジア測量 水準測量を行い,2地点間の高低差を求めることができる。
2ndQ
9週 水準測量:昇降式による2地点間の高低差の求め方,スタジア測量 水準測量を行い,2地点間の高低差を求めることができる。
10週 水準測量:昇降式による2地点間の高低差の求め方,スタジア測量 水準測量を行い,2地点間の高低差を求めることができる。
11週 角測量:角測量の原理と基本、セオドライトの取り扱い、野帳の記入方法、測定誤差とその調整方法 角測量の原理を理解している。
12週 角測量:角測量の原理と基本、セオドライトの取り扱い、野帳の記入方法、測定誤差とその調整方法 角測量の原理を理解している。
13週 角測量:角測量の原理と基本、セオドライトの取り扱い、野帳の記入方法、測定誤差とその調整方法 角測量の原理を理解している。
14週 角測量:角測量の原理と基本、セオドライトの取り扱い、野帳の記入方法、測定誤差とその調整方法 角測量の原理を理解している。
15週 閉合トラバース測量:トラバース測量の手順、単測法、閉合誤差の調整、面積の計算 閉合トラバース測量を理解している。
16週
後期
3rdQ
1週 閉合トラバース測量:トラバース測量の手順、単測法、閉合誤差の調整、面積の計算 閉合トラバース測量を行い,閉合誤差の調整、面積の計算ができる。
2週 閉合トラバース測量:トラバース測量の手順、単測法、閉合誤差の調整、面積の計算 閉合トラバース測量を行い,閉合誤差の調整、面積の計算ができる。
3週 閉合トラバース測量:トラバース測量の手順、単測法、閉合誤差の調整、面積の計算 閉合トラバース測量を行い,閉合誤差の調整、面積の計算ができる。
4週 閉合トラバース測量:トラバース測量の手順、単測法、閉合誤差の調整、面積の計算 閉合トラバース測量を行い,閉合誤差の調整、面積の計算ができる。
5週 閉合トラバース測量:トラバース測量の手順、単測法、閉合誤差の調整、面積の計算 閉合トラバース測量を行い,閉合誤差の調整、面積の計算ができる。
6週 平板測量による細部測量:放射法による細部測量 平板測量による細部測量ができる。
7週 平板測量による細部測量:放射法による細部測量 平板測量による細部測量ができる。
8週 平板測量による細部測量:放射法による細部測量 平板測量による細部測量ができる。
4thQ
9週 平板測量による細部測量:放射法による細部測量 平板測量による細部測量ができる。
10週 平板測量による細部測量:放射法による細部測量 平板測量による細部測量ができる。
11週 平板測量によるトラバースの作成:アリダードの使い方、整準・致心・定位の方法、誤差の調整 平板測量により,トラバースを作成できる。
12週 平板測量によるトラバースの作成:アリダードの使い方、整準・致心・定位の方法、誤差の調整 平板測量により,トラバースを作成できる。
13週 平板測量によるトラバースの作成:アリダードの使い方、整準・致心・定位の方法、誤差の調整 平板測量により,トラバースを作成できる。
14週 平板測量によるトラバースの作成:アリダードの使い方、整準・致心・定位の方法、誤差の調整 平板測量により,トラバースを作成できる。
15週 平板測量によるトラバースの作成:アリダードの使い方、整準・致心・定位の方法、誤差の調整 平板測量により,トラバースを作成できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題実技試験合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100