到達目標
(ア)種々のセメントの試験が行え、密度、凝結、強さ等の性質を十分に理解する。
(イ)種々の骨材の試験が行え、粒度、粗粒率、粗骨材の最大寸法、密度、吸水率、表面水率、単位容積質量、実績率等を十分に理解する。
(ウ)与えられた条件でコンクリートの配合計算ができる。
(エ)コンクリートの圧縮試験、引張試験が行え、その諸性質を十分に理解する。
(オ)鉄筋の引張試験が行え、降伏点、耐力、引張強さ、伸び等の性質を十分に理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 種々のセメントの試験が行え、密度、凝結、強さ等の性質を十分に理解する。 | 種々のセメントの試験ができる。 | 種々のセメントの試験ができない。 |
評価項目2 | 種々の骨材の試験が行え、粒度、粗粒率、粗骨材の最大寸法、密度、吸水率、表面水率、単位容積質量、実績率等を十分に理解する。 | 種々の骨材の試験ができる。 | 種々の骨材の試験ができない。 |
評価項目3 | 与えられた条件でコンクリートの配合計算ができ,現場配合の計算もできる。 | 与えられた条件でコンクリートの配合計算ができる。 | 与えられた条件でコンクリートの配合計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
構造物に利用される種々の材料について、それぞれの諸性質を理解し、適否の判断を誤らないことは、技術者にとって、きわめて大切なことである。工学とくに建設工学において、実験はきわめて重要な事項であり、材料の諸性質を知るには、実際にそのものにさわってみないと十分理解できないことが多い。そのために、ここでは正しい実験方法により建設材料の諸性質を十分に理解することと、活用に当たっての基礎知識を得ることを目的とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
建設材料学A、建設材料学Bを習得し、コンクリート構造学IAを履修していることが望ましい。実験には必ず作業のできる服および靴を着用し、電卓を準備すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
総括説明:実験時の注意点、データ分析法、レポート作成法 |
実験時の注意点、データ分析法、レポート作成法が理解できる。
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2週 |
セメントの試験:密度試験、凝結試験、粉末度試験、強さ試験用供試体作製 |
密度試験、凝結試験、粉末度試験、強さ試験用供試体作製ができる。
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3週 |
セメントの試験:密度試験、凝結試験、粉末度試験、強さ試験用供試体作製 |
密度試験、凝結試験、粉末度試験、強さ試験用供試体作製ができる。
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4週 |
セメントの試験:密度試験、凝結試験、粉末度試験、強さ試験用供試体作製 |
密度試験、凝結試験、粉末度試験、強さ試験用供試体作製ができる。
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5週 |
骨材の試験:ふるい分け試験、細骨材の密度および吸水率試験、粗骨材の密度および吸水率試験 |
ふるい分け試験、細骨材の密度および吸水率試験、粗骨材の密度および吸水率試験ができる。
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6週 |
骨材の試験:ふるい分け試験、細骨材の密度および吸水率試験、粗骨材の密度および吸水率試験 |
ふるい分け試験、細骨材の密度および吸水率試験、粗骨材の密度および吸水率試験ができる。
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7週 |
骨材の試験:ふるい分け試験、細骨材の密度および吸水率試験、粗骨材の密度および吸水率試験 |
ふるい分け試験、細骨材の密度および吸水率試験、粗骨材の密度および吸水率試験ができる。
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8週 |
セメントの強さ試験および検査 |
セメントの強さ試験および検査ができる。
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2ndQ |
9週 |
骨材の試験:単位体積質量および実績率試験、表面水率試験 |
単位体積質量および実績率試験、表面水率試験ができる。
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10週 |
骨材の試験:単位体積質量および実績率試験、表面水率試験 |
単位体積質量および実績率試験、表面水率試験ができる。
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11週 |
コンクリートの配合設計 |
コンクリートの配合設計ができる。
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12週 |
コンクリートの配合設計 |
コンクリートの配合設計ができる。
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13週 |
コンクリートの圧縮試験・引張試験用供試体作製 |
コンクリートの圧縮試験・引張試験用供試体作製ができる。
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14週 |
コンクリートの圧縮試験・引張試験 |
コンクリートの圧縮試験・引張試験ができる。
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15週 |
実験実習に伴うリスクアセスメント |
実験実習に伴うリスクアセスメントができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
専門的能力 | 100 | 100 |