到達目標
(ア)各種関数のグラフに習熟し,路線測量の基礎である単曲線等の座標計算ができる。
(イ)三角測量に用いられる三角関数の演算や定理について習熟する。
(ウ)微分法を本質的に理解し,主要な微分計算ができる。
(エ)積分法を本質的に理解し,主要な積分計算(置換積分,部分積分)ができる。
(オ)順列と組合せ,等差・等比数列の計算に習熟する。
(カ)ベクトルや行列の演算やその利用方法について習熟する。
(キ)力のつり合い,運動方程式およびエネルギー保存則について本質的に理解する。
(ク)熱とエネルギーの関係および気体の法則について理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 実到達レベルの目安 |
| 各種関数のグラフに習熟し,路線測量の基礎である単曲線等の座標,弧長,高さの計算ができる。 | 各種関数のグラフに習熟し,路線測量の基礎である単曲線等の座標計算ができる。 | 各種関数のグラフに対する理解が不足し,路線測量の基礎である単曲線等の座標計算ができない。 |
| 三角測量に用いられる三角関数の演算や定理について習熟し,応用問題にも精通している。 | 三角測量に用いられる三角関数の演算や定理について習熟する。 | 三角測量に用いられる三角関数の演算や定理について理解していない。 |
| 微分法と積分法を本質的に理解し,微分計算と積分計算が基礎的なものから応用問題までできる。 | 微分法と積分法を本質的に理解し,主要な微分計算と積分計算ができる。 | 微分法と積分法については,本質的な理解をしていない。主要な微分計算と積分計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第3学年前学期までに一般科目群で学んだ内容は,エンジニアにとって必要なものである。それらの中でも数学と物理学を主とする理系基礎科目の内容は,環境都市工学の多くの専門科目を十分理解するために必要不可欠なものである。本講義では,低学年で学んだ数学,物理学の復習と環境都市工学分野での応用問題の演習を行う。この科目を履修することが,第4学年で始まる_x000D_JABEEプログラム履修へのステップとなる。
授業の進め方・方法:
注意点:
本講義を履修し「C」以上の成績評価を得る者は,数理系におけるJABEEプログラム履修者資格条件を満たすものとする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
関数1:1次関数および2次関数と専門応用問題,指数関数,対数関数 |
各種関数のグラフに習熟し,路線測量の基礎である単曲線等の座標計算ができる。
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2週 |
関数1:1次関数および2次関数と専門応用問題,指数関数,対数関数 |
各種関数のグラフに習熟し,路線測量の基礎である単曲線等の座標計算ができる。
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3週 |
関数2:三角関数と専門での活用,三角測量など |
三角測量に用いられる三角関数の演算や定理について習熟する。
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4週 |
微分:微分計算,力と加速度,放物運動,運動方程式,単振動 |
微分法を本質的に理解し,主要な微分計算ができる。
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5週 |
微分:微分計算,力と加速度,放物運動,運動方程式,単振動 |
微分法を本質的に理解し,主要な微分計算ができる。
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6週 |
微分:微分計算,力と加速度,放物運動,運動方程式,単振動 |
微分法を本質的に理解し,主要な微分計算ができる。
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7週 |
積分:積分計算,面積,断面1次モーメント,2次モーメント |
積分法を本質的に理解し,主要な積分計算(置換積分,部分積分)ができる。
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8週 |
積分:積分計算,面積,断面1次モーメント,2次モーメント |
積分法を本質的に理解し,主要な積分計算(置換積分,部分積分)ができる。
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4thQ |
9週 |
数列:等差・等比数列,無限級数,数列の極限 |
順列と組合せ,等差・等比数列の計算に習熟する。
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10週 |
ベクトル,行列:ベクトルの演算,直線・平面の方程式,行列の演算,逆行列,1次変換 |
ベクトルや行列の演算やその利用方法について習熟する。
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11週 |
ベクトル,行列:ベクトルの演算,直線・平面の方程式,行列の演算,逆行列,1次変換 |
ベクトルや行列の演算やその利用方法について習熟する。
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12週 |
力学的エネルギー:仕事,運動エネルギー,位置エネルギー |
力のつり合い,運動方程式およびエネルギー保存則について本質的に理解する。
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13週 |
力学的エネルギー:仕事,運動エネルギー,位置エネルギー |
力のつり合い,運動方程式およびエネルギー保存則について本質的に理解する。
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14週 |
熱とエネルギー:気体の圧力とボイルシャルルの法則,熱と仕事 |
熱とエネルギーの関係および気体の法則について理解する。
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15週 |
熱とエネルギー:気体の圧力とボイルシャルルの法則,熱と仕事 |
熱とエネルギーの関係および気体の法則について理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |