土質力学Ⅱ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 土質力学Ⅱ
科目番号 44105 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「基礎から学ぶ 土質工学」 西村友良他 著,朝倉書店,ISBN:978-4-254-26153-0
担当教員 伊東 孝

到達目標

(ア)ランキン土圧土圧やクーロン土圧を理解している。
(イ)基礎の種類について理解し,浅い基礎・深い基礎の支持力について理解している。
(ウ)杭基礎における諸問題について理解している。
(エ)半無限斜面の安定解析や円弧すべり面による安定解析ができる。
(オ)斜面防災について理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ランキン土圧土圧やクーロン土圧を理解しており、応用問題を解くことができる。ランキン土圧土圧やクーロン土圧を理解している。ランキン土圧土圧やクーロン土圧を理解できない。
基礎の種類について理解し,浅い基礎・深い基礎の支持力について理解して応用問題を解くことができる。基礎の種類について理解し,浅い基礎・深い基礎の支持力について理解している。基礎の種類について理解し,浅い基礎・深い基礎の支持力について理解できない。
杭基礎における諸問題について理解し、応用問題を解くことができる。杭基礎における諸問題について理解している。杭基礎における諸問題について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
土構造物を設計する上で,それに期待する『機能』やその『安全性』を十分に考えなければならない.土質力学Ⅰでは,土が持つ『機能』を理解するために土の基本的諸性質を学び,地盤および土の記述方法を習得してきた.本講義では,『安全性』を考えるために,先ず,類型化された地盤の破壊問題を取り上げ,考えるべき土の破壊メカニズムについて学習し,この考え方を基に成り立つ抗土圧構造物の設計手法について学んでいく.さらに,構造物の基礎を設計するための支持問題,および斜面の安定問題に関する解析手法を学び,『安全性』の評価手法を習得していく.
授業の進め方・方法:
注意点:
土質力学Ⅰを修得していることが望ましい.関数電卓を毎回持参してくること.継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。適宜、授業内容に関する課題(レポート)を課すので,決められた期日までに提出すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ランキン土圧 ランキン土圧を理解できる。
2週 ランキン土圧 ランキン土圧を理解できる。
3週 ランキン土圧 ランキン土圧を理解し、問題を解くことができる。
4週 ランキン土圧 ランキン土圧を理解し、問題を解くことができる。
5週 クーロン土圧 クーロン土圧を理解し、問題を解くことができる。
6週 抗土圧構造物の安定性検討 抗土圧構造物の安定性検討ができる。
7週 テルツァギの支持力公式,浅い基礎の支持力 浅い基礎の支持力が理解できる。
8週 テルツァギの支持力公式,浅い基礎の支持力 浅い基礎の支持力の問題を解くことができる。
2ndQ
9週 テルツァギの支持力公式,浅い基礎の支持力 浅い基礎の支持力の問題を解くことができる。
10週 マイヤホフの支持力公式,深い基礎の支持力,N値 深い基礎の支持力,N値を理解できる。
11週 マイヤホフの支持力公式,深い基礎の支持力,N値 深い基礎の支持力,N値を理解し、問題を解くことができる。
12週 斜面の安定問題 斜面の安定問題が理解できる。
13週 斜面の安定問題 斜面の安定問題を解くことができる。
14週 斜面の安定問題
15週 地盤工学の最近の話題
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験課題小テスト合計
総合評価割合502030100
専門的能力502030100