到達目標
(ア)地盤内の応力経路の考え方を理解している。
(イ)地盤内の透水問題と地盤災害に関する関連を理解している。
(ウ)地震防災,耐震設計に必要な地震の基礎知識を理解している。
(エ)気象災害の事例を認識し、災害対策を提案することができる。
(オ)斜面災害メカニズムを理解し、対策工を提案することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 地盤内の応力経路の考え方を理解して、応用問題を解くことができる。 | 地盤内の応力経路の考え方を理解している。 | 地盤内の応力経路の考え方を理解していない。 |
| 地盤内の透水問題と地盤災害に関する関連を理解し、応用問題を解くことができる。 | 地盤内の透水問題と地盤災害に関する関連を理解している。 | 地盤内の透水問題と地盤災害に関する関連を理解できない。 |
| 地震防災,耐震設計に必要な地震の基礎知識を理解し、問題を解くことができる。 | 地震防災,耐震設計に必要な地震の基礎知識を理解している。 | 地震防災,耐震設計に必要な地震の基礎知識を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
土質力学ⅠおよびⅡにおいて、土質力学の基礎を学んできた。ここでは、今まで学んできた知識を用いて、実際の地盤工学的問題を考えてみる。具体的には、地盤の破壊に関する応力経路の考え方や水に関連した地盤の諸問題について学ぶ。さらに、現在、様々な地盤に関する自然災害や人為的災害が問題になっており、これらの原因と対策について考える。
授業の進め方・方法:
注意点:
講義内容は、土質力学Ⅰ、Ⅱを履修していることを前提とする。継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地盤内の応力伝播に関する諸問題:応力経路の考え方 |
応力経路の考え方が理解できる。
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2週 |
地盤内の応力伝播に関する諸問題:応力経路の考え方 |
応力経路の考え方が理解できる。
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3週 |
地盤内の応力伝播に関する諸問題:応力経路の考え方 |
応力経路の考え方が理解でき、問題を解くことができる。
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4週 |
地盤内の水に関する諸問題:浸透流,圧密沈下,地盤内応力,液状化 |
地盤内の水に関する諸問題を理解できる。
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5週 |
地盤内の水に関する諸問題:浸透流,圧密沈下,地盤内応力,液状化 |
地盤内の水に関する諸問題を理解できる。
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6週 |
地盤内の水に関する諸問題:浸透流,圧密沈下,地盤内応力,液状化 |
地盤内の水に関する諸問題を理解でき、問題を解くことができる。
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7週 |
日本における災害の現状:地震災害,豪雨災害および災害対策 |
地震災害,豪雨災害および災害対策が理解できる。
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8週 |
日本における災害の現状:地震災害,豪雨災害および災害対策 |
地震災害,豪雨災害および災害対策が理解できる。
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2ndQ |
9週 |
地震災害:災害発生メカニズムと対策,耐震設計法 |
災害発生メカニズムと対策,耐震設計法を理解できる。
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10週 |
地震災害:災害発生メカニズムと対策,耐震設計法 |
災害発生メカニズムと対策,耐震設計法を理解できる。
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11週 |
地震災害:災害発生メカニズムと対策,耐震設計法 |
災害発生メカニズムと対策,耐震設計法を理解できる。
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12週 |
気象災害:災害事例,土石流,洪水,高潮 |
災害事例,土石流,洪水,高潮について理解できる。
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13週 |
気象災害:災害事例,土石流,洪水,高潮 |
災害事例,土石流,洪水,高潮について理解できる。
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14週 |
斜面災害のメカニズムと対策:地すべり,岩盤斜面崩壊 |
斜面災害のメカニズムと対策が理解できる。
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15週 |
斜面災害のメカニズムと対策:地すべり,岩盤斜面崩壊 |
斜面災害のメカニズムと対策が理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |