経済学Ⅱ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 経済学Ⅱ
科目番号 04211 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 テーマに応じて資料を配布する。/テキストは特に指定しない。
担当教員 申 成秀

到達目標

(ア)経済に関する基礎的な事項に関して理解できる。
(イ)経済学の考え方や構成について理解できる。
(ウ)人文・社会科学系分野の学問体系を認識し、自主的な判断能力を持つことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)経済学に関する知識に基づいて現実の経済問題について考察できる。経済学に関連する知識について理解できる。経済学に関連する知識について理解できない。
評価項目(イ)経済学の多様性について理解し、経済問題について立体的に考察できる。経済学の多様性について理解できる。経済学の多様性について理解出来ない。
評価項目(ウ)人文・社会科学への理解を基に、批判的思考ができる。人文・社会科学の特徴について理解できる。人文・社会科学の特徴について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E1 日本や世界の文化や歴史を、地球的な視点から多面的に認識し、建築技術が社会に与える影響を理解する能力を修得する。
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
本校教育目標 ① ものづくり能力

教育方法等

概要:
現代においては市場における経済活動が社会において極めて重要な意味を持っている。本講義ではそのような経済活動を理解するための経済学における基礎的な知識を取得し、現代社会における様々な問題について批判的思考ができる能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
基本的に毎回資料を配布し、その内容に沿って授業を進める。また状況に応じて、授業内容に関する発言を受講者に求めることがある。
注意点:
授業内容に該当する項目について,科目担当教員の紹介する文献などを中心として、継続的に復習を行うこと。

選択必修の種別・旧カリ科目名

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション
(紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
講義全体の流れ・見通しを理解できる。
2週 経済学とは?
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
経済学における合理的選択と経済学の研究分野について理解できる。
3週 資本主義の歴史Ⅰ
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
資本主義の歴史的展開について理解できる。
4週 資本主義の歴史Ⅱ
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
資本主義の歴史的展開について理解できる。
5週 経済学の学派Ⅰ
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
経済学の考え方が多用であることを理解できる。
6週 経済学の学派Ⅱ
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
学派によって異なる考え方について理解できる。
7週 経済におけるアクター
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
経済を構成するアクターについて理解できる。
8週 生産と消費
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
経済学における生産活動・消費活動の概要について理解できる。
4thQ
9週 経済における生産
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
経済学における生産活動について理解できる。
10週 金融の仕組み
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
金融の概要について理解できる。
11週 格差と貧困の問題
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
現代社会の格差と貧困の問題について理解できる。
12週 経済における労働
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
経済における労働の役割について理解できる。
13週 国家の役割
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
経済における国家の役割について理解できる。
14週 国際貿易について
(配布資料や紹介した文献を参照し講義内容を復習する。)
国際貿易の概要について理解できる。
15週 理解度の確認
(配布資料や紹介した文献を参照し講義全体の内容を復習する。)
様々な経済に関係する事項についての理解をもとに、現代社会の経済問題について人文・社会科学の観点から適切に論述できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後15
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後15
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後15
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3後15
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3後15
複数の情報を整理・構造化できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後15
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後15
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後15
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後15
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後15

評価割合

定期試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100