空間デザイン

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 空間デザイン
科目番号 52103 科目区分 専門 / 必履修,選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 特に指定しない/適宜参考作品、資料等を閲覧、配布
担当教員 竹下 純治,前田 博子

到達目標

(ア)エスキースによる作品の制作プロセスが十分になされている。
(イ)発想、コンセプトが豊かである。
(ウ)素材の持ち味を十分に捉え、特長を生かしている。
(エ)作品の完成度が高い(素材の扱いが丁寧で、納まりが工夫されている)
(オ)プレゼンテーションの内容、表現が適切である。
(カ)プレゼンテーション(作品発表)によって、作品の意図を十分に伝達することが出来、また、質疑に対し適切な説明が出来る。
(キ)与えられた期間内に課題を作成する計画をたて、提出できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準の到達レベルの目安(可)未到達レベルの目安
評価項目(ア)エスキースによる作品の制作プロセスが十分になされている。エスキースによる作品の制作プロセスがなされている。エスキースによる作品の制作プロセスがなされていない。
評価項目(イ)発想、コンセプトが大変豊かであり、素材の持ち味を的確に捉え、特長を十分に生かしている。発想、コンセプトが豊かであり、素材の持ち味を捉え、特長を生かしている。発想、コンセプトが豊かでなく、素材の持ち味を捉える事が出来ず、特長を生かしていない。
評価項目(ウ)作品の完成度が高く(素材の扱いが丁寧で、納まりが工夫されている)、プレゼンテーションの内容、表現が優れている。作品の完成度があり(素材の扱いが適切であり、納まりがある)、プレゼンテーションの内容、表現が適切である。作品の完成度が低く(素材の扱いが適切でなく、納まりが工夫されていない)、プレゼンテーションの内容、表現が不適切である。
評価項目(エ)プレゼンテーション(作品発表)によって、作品の意図を十分に伝達することが出来、また、質疑に対し適切な説明が出来る。プレゼンテーション(作品発表)によって、作品の意図を伝達することが出来、また、質疑に対し説明が出来る。プレゼンテーション(作品発表)によって、作品の意図を伝達することが出来ておらず、また、質疑に対し適切な説明が出来ない。
評価項目(オ)与えられた期間内に課題を作成する計画をたて、提出できる。与えられた期間内に課題を提出できる。与えられた期間内に課題を提出できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B2 建築分野の必要な基礎的知識や技術を修得する。
学習・教育到達度目標 C2 図面判読能力および,設計意図・内容を十分に伝達できる説明力とプレゼンテーション力(記述・作図技術や模型製作技術),討議能力を修得する。
本校教育目標 ② 基礎学力
本校教育目標 ③ 問題解決能力

教育方法等

概要:
建築に密接に関連する、インテリアデザインやインダストリアルデザインに関連した課題により、造形力を養うことを目的とする。前半と後半で2課題とし、前半はダンボールによる座れる立体を作成する。後半は、指定された素材を用いてアトリウム空間に展示する造形作品を作成する。両課題とも1/1スケールのプロトタイプを作ることにより、実物を自らの手で作り出す喜びを学ぶと共に、与えられた条件のもつ素材の特性を十分に観察したうえで、発想力豊かな作品を制作する。
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1課題ガイダンス:課題説明(課題の意図・条件、設計課題の中での位置づけ、提出物、スケジュール) 上記(ア)(イ)
2週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)
3週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)
4週 図面(プレゼンテーション)・作品作成、課題提出 上記(イ)-(エ)
5週 図面(プレゼンテーション)・作品作成、課題提出 上記(イ)-(エ)
6週 図面(プレゼンテーション)・作品作成、課題提出 上記(イ)-(エ)
7週 図面(プレゼンテーション)・作品作成、課題提出 上記(イ)-(エ)
8週 講評会:各自で設計意図・工夫点・プレゼンテーションの意図などを発表、学生からの質疑 上記(オ)-(キ)
2ndQ
9週 第2課題ガイダンス:課題説明(課題の意図・条件、設計課題の中での位置づけ、提出物、スケジュール) 上記(ア)(イ)
10週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)
11週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)
12週 図面(プレゼンテーション)・作品作成、課題提出 上記(イ)-(エ)
13週 図面(プレゼンテーション)・作品作成、課題提出 上記(イ)-(エ)
14週 図面(プレゼンテーション)・作品作成、課題提出 上記(イ)-(エ)
15週 講評会:各自で設計意図・工夫点・プレゼンテーションの意図などを発表、学生からの質疑 上記(オ)-(キ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。4
建築における形態(ものの形)について説明できる。4

評価割合

課題課題合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100