建築設計製図ⅣB

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 建築設計製図ⅣB
科目番号 54204 科目区分 専門 / 選択必修1
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 特に指定しない/建築関係の雑誌(新建築、建築文化、SD、A+U等)、コンパクト建築設計資料集成(日本建築学会)
担当教員 大森 峰輝,畑 克敏

到達目標

(ア)エスキースによる設計プロセスが十分になされている。
(イ)発想、コンセプトが豊かである。
(ウ)構造種別に見合った空間を作成することができる。
(エ)空間相互の機能的なつながりを理解し、合理的な空間構成を作成することができる。
(オ)図面の密度があり、内容、表現が適切である。
(カ)様々な諸条件を総合して、美的な空間を創造できる。
(キ)プレゼンテーションによって設計主旨を十分に伝達でき、質疑に対して適切な応答ができる。
(ク)課題となった建築物に関して、建築計画的な基礎知識を有している。
(ケ)課題提出に至るスケジュールを厳守できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)エスキースによる設計プロセスが十分になされている。エスキースによる設計プロセスが概ねなされている。エスキースによる設計プロセスが十分になされていない。
評価項目(イ)発想、コンセプトが豊かである。発想、コンセプトが概ね豊かである。発想、コンセプトが豊かでない。
評価項目(ウ)構造種別に見合った空間を作成することができる。構造種別に見合った空間を概ね作成することができる。構造種別に見合った空間を作成することができない。
評価項目(エ)空間相互の機能的なつながりを理解し、合理的な空間構成を作成することができる。空間相互の機能的なつながりを理解し、合理的な空間構成を概ね作成することができる。空間相互の機能的なつながりを理解し、合理的な空間構成を作成することができない。
評価項目(オ)図面の密度があり、内容、表現が適切である。図面の密度があり、内容、表現が概ね適切である。図面の密度があり、内容、表現が適切でない。
評価項目(カ)様々な諸条件を総合して、美的な空間を創造できる。様々な諸条件を総合して、概ね美的な空間を創造できる。様々な諸条件を総合して、美的な空間を創造できない。
評価項目(キ)プレゼンテーションによって設計主旨を十分に伝達でき、質疑に対して適切な応答ができる。プレゼンテーションによって設計主旨を伝達でき、質疑に対して概ね適切な応答ができる。プレゼンテーションによって設計主旨を十分に伝達できず、質疑に対して適切な応答ができない。
評価項目(ク)課題となった建築物に関して、建築計画的な基礎知識を有している。課題となった建築物に関して、建築計画的な基礎知識を概ね有している。課題となった建築物に関して、建築計画的な基礎知識を有していない。
評価項目(ケ)課題提出に至るスケジュールを厳守できる。課題提出に至るスケジュールを概ね厳守できる。課題提出に至るスケジュールを厳守できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 社会の変化・要請を捉えて、問題を分析・抽出し,様々な条件の下,専門知識・技術を用いて,問題を解決するもしくは新たな提案を発する能力を修得する。
学習・教育到達度目標 B2 建築分野の必要な基礎的知識や技術を修得する。
学習・教育到達度目標 C2 図面判読能力および,設計意図・内容を十分に伝達できる説明力とプレゼンテーション力(記述・作図技術や模型製作技術),討議能力を修得する。
学習・教育到達度目標 D1 日本語により論理的な記述、口頭発表、討議等ができる。
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE c 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力
JABEE e 種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
JABEE f 論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力
JABEE g 自主的、継続的に学習する能力
JABEE h 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
本校教育目標 ① ものづくり能力
本校教育目標 ② 基礎学力
本校教育目標 ③ 問題解決能力
本校教育目標 ④ コミュニケーション能力

教育方法等

概要:
前後半2課題とし、不特定多数の人々が利用する建築物の設計を行い、利用者と管理運営等の立場を考慮した計画・設計力を養うことを目的とする。幼稚園(保育園)、美術館、図書館、診療所、研修所、コミュニティセンター(体験型施設を含む)、集合住宅等の中から担当教員が学生の習熟度を勘案して選択し、課題とする。また、本科目では、設計に必要な知識を習得し図面化するとともに、プレゼンテーション力の向上を目標とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
提出期限を厳守すること。病気などの特例を除き,期限以降の提出は一切認めない。特例の場合は診断書などを提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、課題説明、エスキース(第1課題) 上記(ア)
2週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
3週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
4週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
5週 図面・模型作成、課題提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
6週 図面・模型作成、課題提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
7週 図面・模型作成、課題提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
8週 講評会 上記(キ)
4thQ
9週 ガイダンス、課題説明、エスキース(第2課題) 上記(ア)
10週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
11週 エスキースおよびチェック、スタディ模型作成、エスキース提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
12週 図面・模型作成、課題提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
13週 図面・模型作成、課題提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
14週 図面・模型作成、課題提出 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)(カ)(ク)(ケ)
15週 講評会 上記(キ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題課題合計
総合評価割合5050100
専門的能力5050100