到達目標
(ア)木造の1/50程度の平面図を描くことができる。
(イ)ドローイング手法を用いて図面表現することができる。
(ウ)室内の家具や日常の行為に関わる寸法が理解できる。
(エ)展開図を描くことができる。
(オ)平面図と展開図から建築空間を立体として理解し、その模型を作成することができる。
(カ)コンセプトが明確で、図面および模型によって、それを十分に表現できる。
(キ)建築物に関する初歩的なプレゼンテーションができる。
ルーブリック
| 最低限の到達レベルの目安(優) | 最低限の到達レベルの目安(良) | 最低限の到達レベルの目安(不可) |
評価項目(ア) | 鉄筋・鉄骨の1/50程度の平面図を線の濃淡を付け、正しい寸法のもと、美しく描画することができる。 | 鉄筋・鉄骨の1/51程度の平面図を線の濃淡を付け、正しい寸法のもとで描画することができる。 | 鉄筋・鉄骨の1/50程度の平面図を描くことができない。 |
評価項目(イ) | ドローイング手法を理解し、正しい焦点のもとで、美しく工夫を凝らした建築物を描画できる。 | ドローイング手法を理解し、正しい焦点のもとで、美しい建築物を描画できる。 | ドローイング手法を用いて図面表現することができない。 |
評価項目(ウ) | 室内の家具や日常の行為に関わる寸法を理解し、それに沿った正しい大きさを図面で表現することができる。 | 室内の家具や日常の行為に関わる寸法を理解し、図面で表現することができる。 | 室内の家具や日常の行為に関わる寸法が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
前半は次の2つの内容から成る。 前期の建築設計製図ⅠAで行った木造住宅の1/100のトレースに引き続き、より詳細を表現する縮尺で平面図を描く。また建築空間表現法であるドローイングの手法を習得する。後半は、初歩の空間設計としてインテリアの設計を行う。ここでは、空間と行為・モノとの関係を理解し、コンセプトに沿って設計することを学び、プレゼンテーション能力を身に付ける。さらにモデリングにおいては、平面図・展開図など2次元表現である図面から模型を作ることによって、2次元の図面を立体的に把握し、図面と実際の建築空間との関係を理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:
提出期限を厳守すること。病気などの特例を除き,期限以降の提出は一切認めない。特例の場合は診断書などを提出すること。_x000D_前半課題の内訳[トレース課題90%、学科主催建築見学研修会のレポート10%]、後半課題の内訳[模型40%、図面60%]
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
鉄筋コンクリート造建築物のトレース(平面図) |
鉄筋コンクリート造の建築物の平面図を正しくトレースすることができる
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2週 |
鉄筋コンクリート造建築物のトレース(平面図) |
鉄筋コンクリート造の建築物の平面図を正しくトレースすることができる
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3週 |
鉄筋コンクリート造建築物のトレース(平面図) |
鉄筋コンクリート造の建築物の平面図を正しくトレースすることができる
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4週 |
鉄筋コンクリート造建築物のトレース(立・断面図) |
鉄筋コンクリート造の建築物の立面図・断面図を正しくトレースすることができる
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5週 |
鉄筋コンクリート造建築物のトレース(立・断面図) |
鉄筋コンクリート造の建築物の立面図・断面図を正しくトレースすることができる
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6週 |
鉄骨建築物のトレース(平面図) |
鉄骨造の建築物の平面図を正しくトレースすることができる
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7週 |
鉄骨建築物のトレース(平面図) |
鉄骨造の建築物の平面図を正しくトレースすることができる
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8週 |
鉄骨建築物のトレース(立・断面図) |
鉄骨造の建築物の立面図・断面図を正しくトレースすることができる
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2ndQ |
9週 |
透視図作成(透視図法の練習) |
透視図法について理解し、正しく描画することができる
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10週 |
透視図作成(彩色の練習) |
透視図法について理解し、蔭も含めた着彩方法を習得できる
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11週 |
透視図作成(建築パースの下書き) |
透視図法を用いた建築パースを描くことができる
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12週 |
透視図作成(建築パースの下書き) |
透視図法を用いた建築パースを描くことができる
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13週 |
透視図作成(建築パースの彩色) |
透視図法を用いた建築パースを着彩することができる
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14週 |
透視図作成(コンピューターを使用した建築パースの作成) |
コンピューターを用いてパースを描く手法を理解できる
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15週 |
透視図作成(コンピューターを使用した建築パースの作成) |
コンピューターを用いてパースを描き、着彩することができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |