建築設計製図ⅢB

科目基礎情報

学校	豊田工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	建築設計製図ⅢB
科目番号	53202	科目区分	専門 / 必修
授業形態	演習	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	建築学科	対象学年	3
開設期	後期	週時間数	4
教科書/教材	「コンパクト建築設計資料集成」日本建築学会編(丸善）／住宅特集、住宅建築、新建築、ａ+ｕ など建築関係の雑誌
担当教員	竹下 純治,栗原 健太郎

到達目標

(ア)エスキースによる設計プロセスが十分になされている。
(イ)発想、コンセプトが豊かである。
(ウ)求められる空間に見合った適切な構造を木造で作成することができる。
(エ)空間相互の機能的なつながりを理解し、合理的な空間構成を作成することができる。
(オ)正確な模型や図面が作成でき、建物内容に見合った適切な図面表現ができる。
(カ)様々な諸条件を総合して、美的な空間を創造できる。
(キ)設計主旨を伝達でき、質疑に対して適切な応答ができる。
(ク)課題提出に至るスケジュールを厳守できる。

ルーブリック

	最低限の到達レベルの目安(可)
評価項目(ア)	エスキースによる設計プロセスが十分になされている。
評価項目(イ)	発想、コンセプトが豊かである。
評価項目(ウ)	求められる空間に見合った適切な構造を木造で作成することができる。

教育方法等

概要:

第２学年の「木質構造」で習得した木造住宅に関する知識や第３学年の「建築計画Ⅰ」で習得した計画に際して留意する事項、住宅の計画に関する知識等を基に、住宅の設計を行う。大きく前後半２課題とし、第１課題は木造による専用住宅、第２課題は低層集合住宅の設計を行う。第１課題では木造の基本的な構造を学ぶ。それとともに、２課題共通の目標として、住まい方を理解し、プライベートとパブリックなどといった住空間の分析と、それに基づいた魅力的な住空間の構築＝設計を行う。

授業の進め方・方法:

注意点:

提出期限を厳守すること。病気などの特例を除き，期限以降の提出は一切認めない。特例の場合は診断書などを提出すること。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	第１課題ガイダンス、課題説明、エスキース
		2週	第１課題エスキースおよびチェック、必要に応じて図面作成、エスキース提出
		3週	第１課題エスキースおよびチェック、必要に応じて図面作成、エスキース提出
		4週	第１課題模型製作、図面作成、同提出
		5週	第１課題模型製作、図面作成、同提出
		6週	第１課題模型製作、図面作成、同提出
		7週	第１課題模型製作、図面作成、同提出
		8週	第１課題講評会
	4thQ
		9週	第２課題ガイダンス、課題説明、エスキース
		10週	第２課題エスキースおよびチェック、必要に応じてスタディ模型作成、エスキース提出
		11週	第２課題模型製作、図面作成、同提出
		12週	第２課題模型製作、図面作成、同提出
		13週	第２課題模型製作、図面作成、同提出
		14週	第２課題模型製作、図面作成、同提出
		15週	第２課題講評会
		16週

評価割合

	課題	課題	合計
総合評価割合	50	50	100
専門的能力	50	50	100