鉄骨構造I

科目基礎情報

学校	豊田工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	鉄骨構造I
科目番号	54209	科目区分	専門 / 必修
授業形態	講義	単位の種別と単位数	学修単位: 1
開設学科	建築学科	対象学年	4
開設期	後期	週時間数	1
教科書/教材	「わかりやすい鉄骨の構造設計」鋼材倶楽部（技報堂）／プリント
担当教員	山本 貴正

到達目標

(ア)鉄骨構造の特徴・構造形式を理解している．
(イ)鉄骨構造の構造設計法を理解している．
(ウ)鋼材・溶接の許容応力度を理解している．
(エ)部材の設計を理解している．
(オ)接合部の設計を理解している．

ルーブリック

	最低限の到達レベルの目安(優)	最低限の到達レベルの目安(可)	最低限の到達レベルの目安(不可)
評価項目(ア)	鉄骨構造の特徴・構造形式を簡潔に説明できる。	鉄骨構造の特徴・構造形式を説明できる。	鉄骨構造の特徴・構造形式を簡潔に説明でない。
評価項目(イ)	鉄骨構造の構造設計法を簡潔に説明できる。	鉄骨構造の構造設計法を説明できる。	鉄骨構造の構造設計法を説明できない。
評価項目(ウ)	鋼材・溶接の許容応力度を簡潔に説明できる。	鋼材・溶接の許容応力度を説明できる。	鋼材・溶接の許容応力度を説明できない。

教育方法等

概要:

建築の構造に用いられる構造材料として、木、コンクリート、鉄が主に用いられる。本講義では鉄骨構造を取り上げ、構造材料に鋼を用いているが故に発生する特徴（計画・構造・施工・接合）を学習する。本講義の内容は、実務では基本知識となるので、注意して勉強する必要がある。また，構造設計法の概要を説明する。

授業の進め方・方法:

クラスをいくつかの小さなグループに分け（同じ机に着席している3～4人），各グループにて協力して課題を解かす。課題の内容は予め予習形式の宿題で確認させている。

注意点:

継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。授業内容に関連する課題を毎回提出すること。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
後期
	3rdQ
		1週	概要：鋼材の種類と特徴，鉄骨構造の仕組みと生産工程	上記（ア）
		2週	概要：鋼材の種類と特徴，鉄骨構造の仕組みと生産工程	上記（ア）
		3週	構造設計法	上記（イ）
		4週	構造設計法	上記（イ）
		5週	構造設計法	上記（イ）
		6週	部材の設計：引張材，圧縮材，梁，柱など	上記（イ）
		7週	部材の設計：引張材，圧縮材，梁，柱など	上記（エ）
		8週	部材の設計：引張材，圧縮材，梁，柱など	上記（エ）
	4thQ
		9週	部材の設計：引張材，圧縮材，梁，柱など	上記（エ）
		10週	部材の設計：引張材，圧縮材，梁，柱など	上記（エ）
		11週	接合部の設計：ボルト接合，溶接接合，継手，仕口，柱脚など	上記（オ）
		12週	接合部の設計：ボルト接合，溶接接合，継手，仕口，柱脚など	上記（オ）
		13週	接合部の設計：ボルト接合，溶接接合，継手，仕口，柱脚など	上記（オ）
		14週	接合部の設計：ボルト接合，溶接接合，継手，仕口，柱脚など	上記（オ）
		15週	接合部の設計：ボルト接合，溶接接合，継手，仕口，柱脚など	上記（オ）
		16週

評価割合

	定期試験	課題	小テスト	合計
総合評価割合	40	30	30	100
専門的能力	40	30	30	100