到達目標
(ア)許容応力度設計・塑性設計の概要を知っている。
(イ)建物に作用する荷重と鋼材の許容応力度を知っている。
(ウ)公式を用いて，簡単な部材の断面設計ができる。
(エ)高力ボルトの設計ができる。
(オ)溶接設計ができる。
ルーブリック
| 最低限の到達レベルの目安(優) | 最低限の到達レベルの目安(可) | 最低限の到達レベルの目安(不可) |
| 評価項目(ア) | 許容応力度設計・塑性設計の概要を簡潔に説明できる。 | 許容応力度設計・塑性設計の概要を説明できる。 | 許容応力度設計・塑性設計の概要を説明できない。 |
| 評価項目(イ) | 建物に作用する荷重と鋼材の許容応力度を簡潔に説明できる。 | 建物に作用する荷重と鋼材の許容応力度を説明できる。 | 建物に作用する荷重と鋼材の許容応力度を説明できない。 |
| 評価項目(ウ) | 公式を用いて，部材の断面設計ができる。 | 公式を用いて，簡単な部材の断面設計ができる。 | 公式を用いて，簡単な部材の断面設計ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築の構造に用いられる構造材料として，木，コンクリート，鉄が主に用いられる。本講義では鉄骨構造の構造設計を学ぶ。設計法は，許容応力度等設計である。ブレース等の引張材，柱の圧縮材および梁等の曲げ材の断面算定と応力度の算定。次に接合部に用いられる高力ボルトの設計や溶接接合の設計等を学ぶ。
授業の進め方・方法:
クラスをいくつかの小さなグループに分け（同じ机に着席している3～4人），各グループにて協力して課題を解かす。課題の内容は予め予習形式の宿題で確認させている。
注意点:
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
建物に作用する外力と鋼材の許容応力度：長期・短期荷重と長期・短期許容応力度 |
上記（ア）（イ）
|
| 2週 |
建物に作用する外力と鋼材の許容応力度：長期・短期荷重と長期・短期許容応力度 |
上記（ア）（イ）
|
| 3週 |
建物に作用する外力と鋼材の許容応力度：長期・短期荷重と長期・短期許容応力度 |
上記（ア）（イ）
|
| 4週 |
部材の断面設計：引張材，圧縮材 |
上記（ウ）
|
| 5週 |
部材の断面設計：引張材，圧縮材 |
上記（ウ）
|
| 6週 |
部材の断面設計：曲げ材 |
上記（ウ）
|
| 7週 |
部材の断面設計：曲げ材 |
上記（ウ）
|
| 8週 |
部材の断面設計：曲げ材 |
上記（ウ）
|
| 2ndQ |
| 9週 |
接合部の設計：高力ボルト接合，溶接接合，筋かい端部 |
上記（ウ）（エ）（オ）
|
| 10週 |
接合部の設計：高力ボルト接合，溶接接合，筋かい端部 |
上記（ウ）（エ）（オ）
|
| 11週 |
接合部の設計：高力ボルト接合，溶接接合，筋かい端部 |
上記（ウ）（エ）（オ）
|
| 12週 |
許容応力度設計に基づいた部材断面の演習 |
上記（ウ）（エ）（オ）
|
| 13週 |
許容応力度設計に基づいた部材断面の演習 |
上記（ウ）（エ）（オ）
|
| 14週 |
構造設計における許容応力度設計と塑性設計 |
上記（ウ）（エ）（オ）
|
| 15週 |
構造設計における許容応力度設計と塑性設計 |
上記（ウ）（エ）（オ）
|
| 16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 小テスト | 合計 |
| 総合評価割合 | 40 | 30 | 30 | 100 |
| 専門的能力 | 40 | 30 | 30 | 100 |