到達目標
(ア)建設業の歴史と現状、建築生産の全体の流れを説明できる。
(イ)仮設工事・地下工事の重要度と種別を説明できる。
(ウ)躯体工事・仕上工事の主要な工事の基本を説明できる。
(エ)建築生産における安全、環境対策及び危機管理への取り組みを説明できる。
(オ)工程管理の重要性や手法を説明できる。
(カ)積算、見積の方法を理解し、躯体の歩掛りのおよその算出方法を説明できる。
(キ)建築技術(生産方式,工事管理,施工技術など)の最近の方向を理解している。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 請負契約を含む建築生産の全体の流れについて説明できる。 | 工事の流れについて説明できる。 | 工事の流れについて説明できない。 |
評価項目2 | 仮設工事・躯体工事・仕上工事の主要な工事の基本および管理の要点を説明できる。 | 仮設工事・躯体工事・仕上工事の主要な工事の基本を説明できる。 | 仮設工事・躯体工事・仕上工事の主要な工事の基本を説明できない。 |
評価項目3 | 5大管理項目(品質、原価、工程、安全、環境)および行政手続きについて説明できる。 | 5大管理項目(品質、原価、工程、安全、環境)について説明できる。 | 5大管理項目(品質、原価、工程、安全、環境)について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築生産は人類が始まって以来、住として人間が必要欠くべからざる要素の一つとして発達してきた。 現在は超高層建築に代表されるような巨大なものから個人の住宅まで幅広い生産を要求されている。そのためには、生産活動の中心である「建設業」の形態を知り、建築工事の流れ、工事管理の重要なポイント、クレーム予防等の建築技術などを学ぶ必要がある。この授業では、工事計画の重要性と躯体工事や仕上工事などの各工事の具体的な仕事の仕方を学ぶ。さらに、積算や見積の仕方についても学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業後に必ず復習し,学習内容の理解を深めること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
建設業の歴史と現状、建築生産の流れと生産構造 |
工事の流れについて説明できる。
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2週 |
請負契約と着工準備 |
請負契約について説明できる。 施工計画について説明できる。
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3週 |
仮設工事 |
仮設工事の種類、基準や仕様について説明できる。
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4週 |
杭地業工事 |
杭地業工事の種類、基準や仕様について説明できる。
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5週 |
地下工事、土工事 |
地下工事や土工事の種類、基準や仕様について説明できる。
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6週 |
鉄筋工事 |
鉄筋の加工、継手、定着、組立、かぶりの基準や仕様について説明できる。
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7週 |
型枠工事 |
型枠の材料、種類、組立、存置期間の基準や仕様について説明できる。
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8週 |
コンクリート工事 |
コンクリートの発注、試験、運搬、打設、養生の基準や仕様について説明できる。
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2ndQ |
9週 |
鉄骨工事 |
鉄骨の工場作製、建方の基準や仕様について説明できる。
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10週 |
屋根工事、ALC工事、防水工事 |
屋根工事、ALC工事、防水工事の基準や仕様について説明できる。
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11週 |
石工事、タイル工事、左官工事 |
石工事、タイル工事、左官工事の基準や仕様について説明できる。
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12週 |
建具工事、ガラス工事、木工事、内装工事 |
建具工事、ガラス工事、木工事、内装工事の基準や仕様について説明できる。
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13週 |
安全管理、建設公害、環境管理 |
安全管理、建設公害、環境管理について説明できる。
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14週 |
積算と見積 |
積算と見積の基準や方法、維持管理および瑕疵・保証について説明できる。
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15週 |
まとめ |
5大管理項目の特徴について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |