到達目標
(ア)機械、機械制御、制御工学の発達と歴史の概要を説明できる。
(イ)世界および日本における電気史の概要を説明できる。
(ウ)電気分野における技術の発展経緯から、科学技術の発展に必要な時代背景について自らの考えをまとめ説明できる。
(エ)人類が自然と闘い土木構造物を造って来たこれまでの様子が理解できる。
(オ)現代の社会資本制度における土木構造物の築造事業の位置付けが理解できる。
(カ)住宅構造や地震防災の技術や発達の概要を説明できる。
(キ)建築計画関連技術の発達の概要を説明できる。
(ク)コンピュータ・インターネットの変遷の概略を、具体例をあげて説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 機械、機械制御、制御工学の発達と歴史の概要を的確に説明できる。 | 機械、機械制御、制御工学の発達と歴史の概要を概ね説明できる。 | 機械、機械制御、制御工学の発達と歴史の概要を説明できない。 |
| 世界および日本における電気史の概要を説明できる。 | 世界および日本における電気史の概要を概ね説明できる。 | 世界および日本における電気史の概要を説明できない。 |
| 電気分野における技術の発展経緯から、科学技術の発展に必要な時代背景について自らの考えをまとめ説明できる。 | 電気分野における技術の発展経緯から、科学技術の発展に必要な時代背景について自らの考えをまとめ概ね説明できる。 | 電気分野における技術の発展経緯から、科学技術の発展に必要な時代背景について自らの考えをまとめ説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
今日の科学技術の進歩はめざましく、我々人間は発達した技術の恩恵を享受している。しかし、高度に発展を遂げた各種技術は一朝一夕でできあがったものではなく、いろいろな人の発明・発見あるいはたゆまぬ改良の努力によっている。そのため、今日の科学技術をよく理解するためには、先人達が創り出してきた過去から現在に至る技術について知ることが大切である。本科目では、機械、電気・電子、環境都市、建築、情報など各分野の技術が発達してきた経緯を概観し、地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養を身につける。
授業の進め方・方法:
注意点:
継続的に授業内容の予習・復習を行うこと。適宜、授業内容に関する課題(レポート)を課すので、決められた期日までに提出すること。さらに、興味をもった事柄については、Webや文献等で調べてみること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバスを用いたガイダンス、 機械の発達と歴史 |
シラバスを用いたガイダンス、 機械の発達と歴史を理解する
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2週 |
機械制御の発達と歴史 |
機械制御の発達と歴史を理解する
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3週 |
制御工学の発達と歴史 |
制御工学の発達と歴史を理解する
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4週 |
電気の発見から電池の開発、電磁気学の発展、今日の電力産業まで |
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5週 |
電気の技術史1:電信・電話,ラジオ・テレビ放送網 |
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6週 |
電気の技術史2:電気・電子材料,電気機器,家庭用電化製品 |
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7週 |
明治から平成に至る社会資本整備からみた日本の土木史 |
明治から平成に至る社会資本整備からみた日本の土木史が理解できる。
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8週 |
岩盤および地下構造物などからみた世界の土木史 |
岩盤および地下構造物などからみた世界の土木史が理解できる。
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4thQ |
9週 |
現代生活にも不可欠な土木構造物の築造の歴史と将来への考察 |
現代生活にも不可欠な土木構造物の築造の歴史と将来への考察ができる。
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10週 |
地震学および地震防災技術の歴史 |
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11週 |
戸建住宅の構造技術の歴史 |
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12週 |
建築計画関連技術の歴史 |
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13週 |
コンピュータの歴史:計算補助道具~機械式計算機~電気機械式計算機 |
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14週 |
コンピュータの歴史:電子計算機の登場とその進化 |
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15週 |
パソコンの登場、インターネットの歴史 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 70 | 30 | 100 |