到達目標
(ア)身体の構造と形態、機能が理解できる。
(イ)ヒトの骨格と関節の構造が理解できる。
(ウ)神経系の構成と神経伝達のメカニズムが理解できる。
(エ)筋の形態と筋収縮のメカニズムが理解できる。
(オ)各内分泌線から放出されるホルモンの主な作用が理解できる。
(カ)心臓と血管の構造と血液循環のメカニズムが理解できる。
(キ)呼吸の機序と体内ガス交換のメカニズムが理解できる。
(ク)体脂肪率を算出することができる。
(ケ)エネルギー消費量を算出することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 身体の構造と形態、機能を説明することができる。 | 身体の構造と形態、機能が理解できる。 | 身体の構造と形態、機能が理解できない。 |
評価項目2 | 数人でグループを作り、そのメンバーと協力して与えられた課題となる生理学的データを収集し、生理学的メカニズムが理解できる。 | メンバーと協力して与えられた課題となる生理学的データを収集できる。 | メンバーと協力して与えられた課題となる生理学的データを収集できない。 |
評価項目3 | 収集したデータを基に生理学的・解剖学的観点から考察を加えレポート作成ができる。 | 収集したデータを基にレポート作成ができる。 | 収集したデータを基にレポート作成ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B1 数学・自然科学・情報技術の基礎を身につける
JABEE c 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力
JABEE d 当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力
本校教育目標 ② 基礎学力
教育方法等
概要:
生体のもつ様々な機能およびその調節機構を理解するために、本講義では、人体の構造と機能の根本となる解剖学と生理学を簡潔に学習する。また、種々の基礎的生理学実験法を学習する。これらの学習から人体の構造と機能を客観的に評価できる能力を育成する。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業で配布する教材プリントで復習すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション ― 解剖学と生理学 |
身体の構造と形態、機能について理解できる。
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2週 |
骨格系 ― 骨と関節 |
ヒトの骨格と関節の構造について理解できる。
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3週 |
神経系 ― 神経のタイプと神経伝達のメカニズム |
神経系の構造と神経伝達のメカニズムについて理解できる。
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4週 |
筋系 ― 筋のタイプと筋収縮のメカニズム |
筋の形態と筋収縮のメカニズムについて理解できる。
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5週 |
筋力測定 |
筋力測定が実施できる。
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6週 |
エネルギー供給機構 |
エネルギー供給機構が理解できる。
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7週 |
運動時の代謝産物 |
運動時の血中乳酸濃度とエネルギー供給について理解できる。
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8週 |
内分泌系 |
各内分泌腺から放出されるホルモンの主な作用について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
心臓血管系 |
心臓と血管の構造と血液循環のメカニズムについて理解できる。
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10週 |
血圧と動脈音 |
水銀血圧計と聴診器を使って血圧の測定が実施できる。
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11週 |
呼吸系 |
呼吸の機序と体内ガス交換のメカニズムが理解できる。
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12週 |
酸素飽和度と呼吸の化学調節 |
低酸素、二酸化炭素が呼吸機能に与える影響について理解できる。
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13週 |
形態計測と身体組成 |
体脂肪率の算出方法が理解できる。
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14週 |
酸素摂取量とエネルギー消費 |
エネルギー消費量の算出方法が理解できる。
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15週 |
まとめ |
レポート作成方法が理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 50 | 50 | 100 |