国際技術表現

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国際技術表現
科目番号 94037 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設工学専攻C 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「エンジニアのための英語プレゼンテーション」平井通宏 著 オーム社/適宜プリントを配布する。
担当教員 松本 嘉孝

到達目標

(ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
(イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
(ウ)英語のネイティブスピーカーの発表を、おおよそ理解できる。
(エ)英語の講演を聴いて英語で質問することができる。
(オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
(カ)自分の発表内容への質問に英語で答えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
研究発表に関する英語スライドを完成させることができる英語の基本文法を理解し,図表や写真を見て,英文記述をすることができる。さらに,自分の研究内容を,専門英語を使用しながら一人で発表スライドを作成することができる。 英語の基本文型を理解すると共に,准動詞,関係代名詞などを英語の基本的文法を理解している。また,図表や写真を見て,基本的な文法を正確に使い英文記述をすることができる。英語の基本文型を理解せず,また,准動詞,関係代名詞などを英語の基本的文法を理解していない。そして,図表や写真を見て,基本的な文法を正確に使い英文記述をすることができない。
英語での研究発表を行うことができる 研究発表時の注意事項を実践できる。また,科学技術表現の定型文を理解し,英語で発表でき,聴衆に研究成果を理解してもらうことができる。研究発表時の注意事項(声,ポスチャー,ハンドシグナルなど)を知り,実践できる。また,科学技術表現の定型文を理解し,英語で発表できる。研究発表時の注意事項(声,ポスチャー,ハンドシグナルなど)を知り,実践できない。また,科学技術表現の定型文を理解し,英語で発表できない。
質疑応答をひととおり行うことができる発表への質問に対し,定型文を使って答え,その内容を理解し,適切に返答することができる。加えて,他人の英語での発表の8割程度を理解し,それに関する質問ができる。発表への質問に対し,定型文を使って答えることができる。また,発表への質問に対し,その内容を理解し,適切に返答することができる。発表への質問に対し,定型文を使って答えることができない。また,発表への質問に対し,その内容を理解し,適切に返答することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
どのように素晴らしい研究成果をあげても、発信しなければ多くの人々に学術的・技術的な価値を伝えることはできない。また、発信なくしては、その成果は社会に認められず、利用される機会も乏しくなる。 これからのエンジニアには、国内のみならず世界に向けて、自らの研究成果、あるいは新技術などを発表する能力が要求される。 本演習の目的は、専門分野での英語によるコミュニケーション能力を養成することにある。 本演習をとおして、国際会議や学会での英語による研究発表と質疑応答を、流暢ではなくとも、ひととおり行える英語力を養成する。
授業の進め方・方法:
注意点:
課題には英語による発表、質疑応答の評価が含まれる。英語での説明、質問、発表等は、聴者にとって理解可能な程度であり、流暢である必要はない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 物体の描写:形、色、材質、位置、動き、方向等の英語表現演習 (ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
2週 数量表現1:数学記号と数式、グラフの説明、表の説明の英語表現演習 (ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
3週 数量表現1:数学記号と数式、グラフの説明、表の説明の英語表現演習 (ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
4週 数量表現2:実験の説明、結果や討論での英語表現演習 (イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
5週 数量表現2:実験の説明、結果や討論での英語表現演習 (イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
6週 数量表現2:実験の説明、結果や討論での英語表現演習 (イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
(オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
7週 英語口頭発表の組立てとスライドの作成 (オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
8週 英語口頭発表の組立てとスライドの作成 (オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
2ndQ
9週 英語口頭発表の内容1:導入部の表現、本論での導入表現 (オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
10週 英語口頭発表の内容1:導入部の表現、本論での導入表現 (オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
11週 英語口頭発表の内容2:説明、叙述に用いられる英語表現、図表の説明、論理展開の英語表現 (ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
(イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
(オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
12週 英語口頭発表の内容2:説明、叙述に用いられる英語表現、図表の説明、論理展開の英語表現 (ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
(イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
(オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
13週 英語口頭発表の内容2:説明、叙述に用いられる英語表現、図表の説明、論理展開の英語表現 (ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
(イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
(オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
14週 英語口頭発表の内容2:説明、叙述に用いられる英語表現、図表の説明、論理展開の英語表現 (ア)数式、グラフ、表を英語で説明できる。
(イ)実験方法と実験結果を英語で説明できる。
(オ)英語で自分の研究の概要が説明できる。
15週 英語口頭発表での質疑応答:質問の仕方と表現、答え方 (ウ)英語のネイティブスピーカーの発表を、おおよそ理解できる。
(エ)英語の講演を聴いて英語で質問することができる。
(カ)自分の発表内容への質問に英語で答えることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験最終発表小テスト中間発表合計
総合評価割合30302020100
専門的能力30302020100