地域と産業

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 地域と産業
科目番号 90018 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設工学専攻A 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特になし。/新詳高等地図を毎回持参すること。
担当教員 髙橋 清吾,長島 雄毅

到達目標

(ア)歴史地理学の基本的な手法を説明することができる。
(イ)日本における諸産業の歴史的展開について説明できる。
(ウ)日本各地における諸産業の地域的特性について説明できる。
(エ)自ら興味・関心の持つテーマを選び、歴史的・地理的視点からまとめることができる。
(オ)発表と質疑応答に積極的に参加し、建設的な議論と改善を行うことができる。

ルーブリック

到達レベルの目安(優)到達レベルの目安(良)到達レベルの目安不可)
歴史地理学の基本的な手法への理解歴史地理学の基本的な手法について理解し、説明することができる。歴史地理学の基本的な手法について理解することができる。歴史地理学の考え方を理解することができない。
日本における諸産業への理解具体的な産業を取り上げ、その発生要因を、歴史的要因を踏まえて説明することができる。産業の発展を歴史的要因を踏まえ理解することができる。産業の発展を歴史的要因を踏まえ理解することができない。
興味・関心のあるテーマの発表への取り組み自ら興味・関心の持つテーマを選び、歴史的・地理的視点からオリジナリティのあるまとめ方ができる。自ら興味・関心の持つテーマを選び、歴史的・地理的視点からまとめることができる。自ら興味・関心の持つテーマを選び、まとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E1 日本や世界の文化や歴史を、地球的な視点から多面的に認識し、建築技術が社会に与える影響を理解する能力を修得する。
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
本校教育目標 ⑤ 技術者倫理

教育方法等

概要:
本講義では、歴史地理学の基本的な知識と方法論を学び、日本各地における諸産業の形成と発展について知見を得、新技術を創造や企業経営をする際の一方策とすることを目標とする。導入では歴史時代において産業がどのように発達したのかを、地域的特性を踏まえながら講義をする。その後は学生諸氏が関心のあるテーマを選択し、その産業が発展するにあたり、当時の人々がどのような工夫を試みたかをまとめ、発表し、質疑応答を行うことにする。
授業の進め方・方法:
講義およびグループディスカッション、発表とする。
注意点:
授業内容に該当する項目について、科目担当教員の薦める文献等で予め調べてくること。また、継続的に授業内容の復習を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション 歴史学と歴史地理学の基礎を理解することができる。
2週 歴史学と歴史地理学 歴史学と歴史地理学の基礎を理解することができる。
3週 近世・近代における農工業の進展 農工業の進展について理解できる。
4週 近世・近代における産業の発展 産業の発展について理解できる。
5週 都市の発達 都市の発達について理解できる。
6週 近世・近代における流通 近世・近代の流通体系について理解できる。
7週 学生発表(1)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
8週 学生発表(2)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
4thQ
9週 学生発表(3)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
10週 学生発表(4)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
11週 学生発表(5)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
12週 学生発表(6)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
13週 学生発表(7)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
14週 学生発表(8)発表内容は各自で選択(発表と質疑応答を合わせ35分程度、1回の授業で2組を想定) 2名の学生が自分で選んだテーマで発表し、質疑応答ができる。
15週 まとめ これまでの内容を整理し、理解を深める。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験課題合計
総合評価割合5050100
分野横断的能力5050100