技術英語

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 技術英語
科目番号 90511 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設工学専攻A 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「ポイントで学ぶ科学英語論文の書き方」 小野義正 著  丸善株式会社
担当教員 大森 峰輝

到達目標

(ア)英語論文の構造と流れを説明できる。
(イ)英文で図や表をわかりやすく説明できる。
(ウ)技術論文において、動詞の適切な時制、句読点の用い方を把握している。
(エ)自分の研究を英文100wordで他人に説明する文章を作成できる。
(オ)建築関連領域の英文を論旨にそって日本語らしく訳し,他人に説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
評価項目(ア)英語論文の構造と流れを説明できる。基礎的な英語論文の構造と流れを説明できる。基礎的な英語論文の構造と流れを説明できない。
評価項目(イ)英文で図や表をわかりやすく説明できる。基礎的な英文で図や表をわかりやすく説明できる。基礎的な英文で図や表を説明できない。
評価項目(ウ)技術論文において、動詞の適切な時制、句読点の用い方を把握している。基礎的な技術論文において、動詞の適切な時制、句読点の用い方を把握している。基礎的な技術論文において、動詞の適切な時制、句読点の用い方を把握していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D2 語文献などの読解力と基本的な英語コミュニケーション能力を修得する。
JABEE f 論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力
本校教育目標 ④ コミュニケーション能力

教育方法等

概要:
工学分野での新技術、新工法、研究成果は、専門学術論文誌や各学会での講演集などにより、多くの人々に紹介される。これからのエンジニアには、自らの研究成果・新技術などをわかりやすい英文にまとめて発表することや、最新の知見を得るため,国際的な学術論文誌を読み取る能力が要求される。専門分野の英語は,比較的理解しやすい面もあるが、慣れが必要である。そこで、専門分野の英語の読解と、英文の作成技術を向上させることを目的とする。明解で簡潔な英文を書くことは勿論、論文全体の構成法も学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
(自学自習内容)授業内容に該当する項目について、科目担当教員の薦める文献等て予め調べてくること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 英文の構造とフローチャート:文章構造、明解な結論と理由の提示 上記(ア)(イ)
2週 英語論文の各構成項目:抄録、序論、本論、結果、考察、結論、参考文献 上記(ア)(イ)
3週 明確な英文の書き方:適切な動詞の時制、文章の一貫性、句読点 上記(ウ)
4週 明確な英文の書き方:適切な動詞の時制、文章の一貫性、句読点 上記(ウ)
5週 英語作文:自分の卒業研究を100wordにまとめる 上記(イ)(ウ)(エ)
6週 英語作文:自分の卒業研究を100wordにまとめる 上記(イ)(ウ)(エ)
7週 英語作文:自分の卒業研究を100wordにまとめる 上記(イ)(ウ)(エ)
8週 英語作文:自分の卒業研究を100wordにまとめる 上記(イ)(ウ)(エ)
4thQ
9週 専門論文の輪読 上記(オ)
10週 専門論文の輪読 上記(オ)
11週 専門論文の輪読 上記(オ)
12週 専門論文の輪読 上記(オ)
13週 専門論文の輪読 上記(オ)
14週 専門論文の輪読 上記(オ)
15週 後期の総まとめ 上記(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験中間試験課題合計
総合評価割合402040100
分野横断的能力402040100