日本の言葉と文化

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本の言葉と文化
科目番号 90016 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報科学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する。
担当教員 玉田 沙織

到達目標

(ア)自分の専門分野に関する用語を、思考や表現に適切に活用できる。
(イ)文および文章の構造を理解し、適切に表現することができる。
(ウ)様々な論証の方法を理解し、目的に応じて適切に活用できる。
(エ)目的に応じて適切な情報収集を行い、分析・整理を経て、主張が効果的に伝わる論作文を作成できる。
(オ)作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)自分の専門分野に関する用語を、思考や表現に適切に活用し、研究報告を作成できる。自分の専門分野に関する用語を、思考や表現に適切に活用できる。自分の専門分野に関する用語を、思考や表現に適切に活用できない。
評価項目(イ)文・文章の構造を理解し、適切に表現し、研究報告を作成できる。文・文章の構造を理解し、適切に表現することができる。文・文章の構造を理解し、適切に表現することができない。
評価項目(ウ)目的に応じて適切な情報収集を行い、分析・整理を経て、主張が効果的に論証された論作文・プレゼンテーションを作成した上で研究発表を行うことができる。目的に応じて適切な情報収集を行い、分析・整理を経て、主張が効果的に論証された論作文・プレゼンテーションを作成できる。目的に応じて適切な情報収集を行い、分析・整理を経て、主張が効果的に論証された論作文・プレゼンテーションを作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C2 世界の文化・歴史を理解し,人間に対する配慮を怠らない.
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE b 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任
本校教育目標 ④ コミュニケーション能力

教育方法等

概要:
論理的な日本語力を身につけるための実践的トレーニングを行う。具体的には、文章表現の基礎として日本語の文構造および語順について学んだ上で、情報収集・分析・整理そして論証についての理論学習および実践を行う。
授業の進め方・方法:
今後の進学・就職を見据えて、論理力およびそれに根ざした日本語力を鍛えることを目的とする。論作文のテーマ候補は授業担当者が予め準備しているが、受講者と相談しつつ調整する。
注意点:
本科4年次「日本語表現」の学習内容はすべて習得済みであることを前提に授業を進める。自学自習内容として指定した項目を遂行している前提で定期試験を行う。

選択必修の種別・旧カリ科目名

一般 / 選択

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
選択

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス(到達目標の提示と注意点の確認)
〔予習 :本科4年次「日本語表現」の学習内容を確認する〕
到達目標と注意点を理解できる。論理力とは何かを理解できる。
2週 論理力を養う1(文構造)
〔復習 : 練習問題を解き直す〕
文構造を正しく理解・表現することができる。
3週 論理力を養う2(語順)
〔復習 : 練習問題を解き直す〕
語順を正しく理解・表現することができる。
4週 論理力を養う3(論証)
〔復習 : 練習問題を解き直す〕
目的に応じた論証を理解し、実践することができる。
5週 論理力を養う4(要約・引用)
〔復習 : 練習問題を解き直す〕
文章の構成や展開を理解し、要約することができる。引用を理解し、実践することができる。
6週 論理力を養う5(ブレーンストーミング法1)
〔課題 :ブレーンストーミングを行う〕
思考を整理できる。
7週 論理力を養う6(ブレーンストーミング法2 ・論作文1)
〔課題 :ブレーンストーミングを行い、論作文執筆に着手する〕
思考を整理し、適切な文章を書くことができる。
8週 論理力を養う7(論作文2)
〔課題:論作文を執筆する〕
適切な文章を書くことができる。
4thQ
9週 論理力を養う8(論作文3)
〔課題:論作文を仕上げる〕
適切な文章を書くことができる。
10週 論理力を養う9(敬語法1)
〔復習 : 練習問題を解き直す〕
目的や状況に応じて正しい言語運用ができる。
11週 論理力を養う10(敬語法2)
〔復習 : 練習問題を解き直す〕
目的や状況に応じて正しい言語運用ができる。
12週 論理力を養う11(敬語法3)
〔復習 : 練習問題を解き直す〕
目的や状況に応じて正しい言語運用ができる。
13週 論理力を養う12(プレゼンテーション1)
〔課題 :ブレーンストーミングを行う〕
適切な口頭発表の方法を理解できる。
14週 論理力を養う13(プレゼンテーション2)
〔課題 :発表原稿を執筆し、口頭発表の練習を行う〕
適切な文章を書くことができ、適切な口頭発表の方法を理解できる。
15週 論理力を養う14(プレゼンテーション3)・まとめ
〔課題:口頭発表を行う〕〔復習 : 論理力に関する学習の総復習を行う〕
適切な口頭発表の方法を実践できる。
学習内容・学習成果を振り返り、整理できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テスト課題合計
総合評価割合502030100
分野横断的能力502030100