特別活動Ⅲ

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 特別活動Ⅲ
科目番号 00003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 活動 単位の種別と単位数 履修単位: 0
開設学科 特別活動(5学科共通) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 特に指定しない
担当教員 淺井 一仁,犬塚 勝美,村田 匡輝,田中 貴幸,亀屋 惠三子

到達目標

将来の目標を明確にしていくために、卒業生の体験談を聞き,知識の幅と視野を広げる。また,どのような人材が社会で求められているかを考えるため、企業の方の講話を聴く。将来の進路としてどのような仕事があるのかを調べるとともに、会社の方と懇談する。将来を意識しながら、知識や経験を深めていく努力を行う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
主体的に、周囲の状況を意識する周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動について知っている。周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動について知らない。
未来志向性・キャリアデザインを意識する自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を考えたことがある。自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を考えたことがない。
企業の社会的責任を意識する企業には社会的責任があることを認識している。企業等における技企業には社会的責任があることを聞いたことがある。企業等における技企業には社会的責任があることを知らない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
今年度は,昨年度の反省や周囲からの助言を踏まえて,より将来の進路について明確にしたい。そのために、社会人、卒業生から具体的な進路の情報を聞く機会を設ける。またこれまでと同様に、学校行事などにおいて,クラスメートや先輩や後輩とのグループ作業を通して,議論や作業ができるような心の広がり,視野の広がりを目指す。
授業の進め方・方法:
将来の仕事の種類について、自ら調べ発表する機会を設ける。会社の方から、企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動について学ぶ機会を設ける。さらに卒業生の現在の状況を卒業生自ら講話する機会を設け、将来像が明確になることを目指す。
注意点:

選択必修の種別・旧カリ科目名

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 クラス役員決め
前学期目標設定
クラス役員決めを行い、前学期目標について設定する。主体的に、周囲の状況を意識する。
2週 諸事項連絡
個人面談日程確認
個人面談日程について確認する。
3週 キャリア教育支援:目標設定・確認講座 キャリア教育支援:目標設定・確認講座を行う。将来のありたい姿を意識する。
4週 Tファイルについて Tファイルについて有効利用するように再確認を行う。現状を理解し、将来のための学習や活動を考える。
5週 3年生の心構えについて1(指導教員講話) 3年生の心構えについて1(指導教員講話)を行う。
6週 伝達事項 伝達事項およびアンケート作業があれば同時に行う。
7週 キャリア教育支援:社会が求める人材講演会 キャリア教育支援:社会が求める人材講演会を行う。困難に直面した場合の対処について考える。
8週 講演会の感想 講演会の感想を確認する。
2ndQ
9週 環境美化作業 環境美化作業を行う。環境整備への意識を高める。
10週 安全を誓う日
高専体育大会壮行会
安全意識を再確認する。
11週 3年生の心構えについて2(指導教員講話) 3年生の心構えについて2(指導教員講話)を行う。
12週 伝達事項 伝達事項およびアンケート作業があれば同時に行う。
13週 生活リズム 生活リズムの重要性について確認する。
14週 定期試験の注意確認 定期試験の注意確認を行う。
15週 夏休みの注意 夏休みの生活について確認する。
16週 伝達事項 伝達事項およびアンケート作業があれば同時に行う。
後期
3rdQ
1週 後学期目標設定 後学期目標について設定する。
2週 避難訓練 避難訓練の重要性を再認識する。
3週 キャリア教育支援:キャリアプランニング キャリア教育支援:キャリアプランニングを行う。将来の自分の姿について考える。
4週 3年生の心構えについて3(指導教員講話) 3年生の心構えについて3(指導教員講話)を行う。
5週 伝達事項 伝達事項およびアンケート作業があれば同時に行う。
6週 同窓会講演会 同窓会講演会を行う。学んだ知識等が社会でどのように生かされているか考える。
7週 講演会の感想 講演会の感想について確認する。
8週 伝達事項 伝達事項およびアンケート作業があれば同時に行う。
4thQ
9週 キャリア教育支援:今の私・卒業後の私 キャリア教育支援:今の私・卒業後の私を行う。企業活動について考える。
10週 3年生の心構えについて4(指導教員講話) 3年生の心構えについて4(指導教員講話)を行う。
11週 キャリア教育支援:今の私・卒業後の私 キャリア教育支援:今の私・卒業後の私を行う。企業活動について考える。
12週 冬休みの注意 冬休みの生活について確認する。
13週 生活リズム 生活リズムの重要性について確認する。
14週 キャリア教育支援:しごとガイダンス キャリア教育支援:しごとガイダンスを行う。企業活動および将来の自分の姿について考える。
15週 定期試験について 定期試験について確認する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前1
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前4
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前1,前4,後3,後14
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前3,前4,後14
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前7,後14
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前7,後14
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3後6,後14
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3後9
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3後9
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3後9
企業には社会的責任があることを認識している。3後9
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3後9
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3後9
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3後9
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前7
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前7
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前7
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3後6,後14
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3後6,後14
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3後6
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3後6

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00070300100
基礎的能力00070300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000