English Expression2

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 English Expression2
科目番号 0107 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Vivid English Expression I (第一学習社)、Hello there! English Conversation(東京書籍) 
担当教員 鏡 ますみ

到達目標

1. 教科書などの文章を段落ごとに大意をつかむことができる。
2. 英語での指示や質問の内容を理解し、応答できる。
3. 自分の身の周りのことを簡単な英語で表現できる。
4. 簡単な英語を用いて、自分の考えを表現できる。

ルーブリック

評価項目1教科書などの文章を段落ごとに大意を正しくつかむことができる。 教科書などの文章を段落ごとに大意をつかむことができる。 教科書などの文章を段落ごとに大意をつかむことができない。
評価項目2英語での指示や質問の内容を間違いなく理解し、応答できる。 英語での指示や質問の内容を理解し、応答できる。 英語での指示や質問の内容を理解できず、応答もできない。
評価項目3自分の身の周りのことを簡単な英語で十分に、正しく表現できる。 自分の身の周りのことを簡単な英語で表現できる。 自分の身の周りのことを簡単な英語であっても表現できない。
評価項目4簡単な英語を用いて、自分の考えを十分に、正しく表現できる。 簡単な英語を用いて、自分の考えを表現できる。 簡単な英語を用いても、自分の考えを表現できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
① 英語を通じてさらに積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する。
② 事実や意見などを多様な面から考察したり、論理の展開や表現の工夫をしながら伝える能力を養う。
③ 文化の多様性を理解し、異なった文化を尊重する姿勢を育てる。
授業の進め方・方法:
1 週2時間の授業で、VIVID EnglishExpression Ⅰを使用し、教室で主に英文法を学ぶ講義形式の授業と、Hello there! English Conversationを使用し、LL教室で主にリスニングと会話を行う授業を行なう。前者の授業は佃が、後者の授業は鏡が担当する。
2 予習復習をしっかり行い、積極的な授業参加を求める。
注意点:
1 EE2は文法1単位、LL1単位の合計2単位の通年授業である。評価については文法50%、LL50%となり、中間・期末試験においては、各50点満点で同時限に試験を実施する。評価割合は、試験60で、文法とLL共に、発表3、小テスト6、態度2、ポートフォリオ7、その他2とする。
2 副教材としてそれぞれに教科書準拠の ワークブック、『グランドセンチュリー英和辞典』(三省堂)を使用する。授業には、テキスト、ワークブック、辞書を必ず持参すること。
3 LL機器の扱いを慎重にすること。
4 評価割合の「その他」は出席点を意味し、 欠席はマイナス1点、遅刻はマイナス0.5点として減点する。
5 シラバスではVIVIDは①、Hello thereは②で表す。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
①Lesson 13 Online Information
②♪I Don't Want to Miss a Thing
①to不定詞の名詞用法、It is ...to ~の表現を用いて文を作ることができる。
②つながって変化する音に気をつけながら、課題をこなし楽曲を味わう。
2週 ①Lesson 13 Online Information,
  Lesson 14 Out of Fashion
②Lesson 7 Talking about Our Town
①「情報」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。to不定詞の形容詞用法を用いて文をつくることができる。
②町(場所)の位置について(距離・方角)描写することができる。
3週 ①Lesson 14 Out of Fashion
②Lesson 7 Talking about Our Town
①「ファッション」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
英文を聞き取り、情報を整理して質問に答える。
②町(場所)の特徴を描写することができる。
4週 ①For Communication 3
 Lesson 15 My Father is a Good Cook
②Lesson 7 Talking about Our Town

①「希望する・願望する」表現を理解し、文をつくったり、コミュニケーション活動ができる。
②相手からより詳しい情報を引き出すことができる。
5週 ①Lesson 15 My Father is a Good Cook
②住んでいる町、生まれた町を紹介しよう
①to不定詞の副詞用法を用いて文を作ることができる。「家事・生活」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
②自分の町や故郷を紹介するスピーチができる。
6週 ①Lesson 16 School Festival
②住んでいる町、生まれた町を紹介しよう
①SVO+to不定詞、疑問詞+to不定詞の表現を用いて文をつくることができる。
②自分の町や故郷を紹介するスピーチを聞き取り、話の流れと概要をつかむことができる。
7週 ①Lesson 16 School Festival
②リスニングテスト
①「ホームステイ」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
②第1週から6週までに学んだことを主としたリスニングテストを解答できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却、解答
①Lesson 17 Doing a Homestay
②Listening Tips 2
誤答を訂正できる。
①動名詞を用いて文を作ることができる。
②三種類の聞き取りにくい音を含む単語を聞き分けることができる。
10週 ①Lesson 17 Doing a Homestay
②Lesson 8 Traditional Culture
①「ホームステイ」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
②予定について尋ねたり話したりできる。
11週 ①Lesson 18 Our National Sport
②Lesson 8 Traditional Culture
①形容詞用法の分詞を用いて文をつくることができる。
②習慣や伝統について尋ねたり、説明したりすることができる。
英語にない文化的概念を説明することができる。
12週 ①Lesson 18 Our National Sport
②Lesson 8 Traditional Culture
①「日本文化」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
②習慣や伝統に関するまとまった英文を聞き取り、話の流れと概要をつかむことができる。
13週 ①For Communication 4
②Listen Up 4
①「申し出る」表現を理解し、文をつくることができる。「レストラン」の場面をふまえて「申し出る」表現を使ってコミュニケーション活動ができる。
②英語のプレゼンを聞いて、概要をつかみ理解し、質問に回答することができる。
14週 ①前期の総復習
②リスニングテスト
①これまで学習した事柄について復習し、理解を深める。
②第9週から13週までに学んだことを主としたリスニングテストを解答できる。
15週 期末試験
16週 試験返却、解答 誤答を訂正できる。
後期
3rdQ
1週 ①Lesson 19 Let's Clean the River!
②Sakura's Adventure Episode 4
①比較(原級、比較級)の表現を用いて文を作ることができる。
②道を尋ねることができる。
2週 ①Lesson 19 Let's Clean the River!
Lesson 20 Events in My Town
②Sakura's Adventure Episode 4
①「ボランティア」の場面の表現をふまえてコミュニケーション活動ができる。
最上級、最上級の意味を表す比較表現を用いて文を作ることができる。
②道案内をする際に必要な表現を理解し、使うことができる。お礼を言うことができる。
3週 ①Lesson 20 Events in My Town
②日本の名所を紹介してみよう
①英文を聞き取り、情報を整理して質問に答えることができる。「地域の行事」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
②英語で日本の名所を紹介する原稿を完成させることができる。
4週 ①Lesson 21 I Have a Foreign Friend
②日本の名所を紹介 してみよう
①主格、目的格の関係代名詞を用いて文をつくることができる。
②英語で日本の名所の1つを紹介するスピーチができる。
5週 ①Lesson 21 I Have a Foreign Friend
②♪We Are the World
①英文を聞き取り、情報を整理して質問に答えることができる。「異文化」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
②聞こえにくくなる音、消えてしまう音に注意しながら楽曲を味わう。
6週 ①Lesson 22 My Future Dream
②Lesson 9 Equal Roles
①関係代名詞(所有格、that)を用いて文を作ることができる。
②自分の感情や感想を、感情を込めて表現することができる。自分の価値観をはっきりと表現することができる。
7週 ①Lesson 22 My Future Dream
②リスニングテスト
①英文を聞き取り、情報を整理して質問に答えることができる。
「将来の夢」の場面をふまえてコミュニケーション活動ができる。
②第1週から6週までに学んだことを主としたリスニングテストを解答できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 試験返却、解答
①For Communication 5
②Lesson 9 Equal Roles
誤答を訂正できる。
①「理由を述べる」表現を理解し、文を作ることができる。
②友達とあるテーマについて意見を交換することができる。
10週 ①For Communication 5
②Lesson 9 Equal Roles  
Game 3
①「手紙、メール」の場面をふまえて「理由を述べる」表現を使ってコミュニケーション活動ができる。
②グラフを参照しながらアンケート調査の結果を正確に聞き取ることができる。職業に関する英語表現に親しみながらゲームを楽しむことができる。
11週 ①Further Activities
②Lesson 10 Helping Each Other
①読んだり聞いたりした内容についてまとめたり、自分の意見をまとめたりできる。
②推測した考えを表現できる。自分の主張をはっきりと述べることができる。
12週 ①Further Activities
②Lesson 10 Helping Each Other
①つながりを表す語句に注意して英文を聞いたり読んだりすることができる。
パラグラフの構成について理解することができる。
②返事プラスワンで質問に答えることができる。グループで話合った内容をまとめて、発表することができる。国際的・社会的に貢献した人に関するスピーチを聞き取り、話の流れと概要をつかむことができる。
13週 ①文法の整理
②Listen Up 5
①学習した文型、文法事項を適切に用いて表現することができる。
②2種の会話を聞きながら概要を理解し、質問に答えることができる。
14週 ①文法の整理
②リスニングテスト
①学習した文型、文法事項を適切に用いて表現することができる。
②第9週から13週までに学んだことを主としたリスニングテストを解答できる。
15週 期末試験
16週 試験返却、解答 誤答を訂正できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1

評価割合

試験発表小テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合606124144100
基礎的能力606124144100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000