国語2

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 国語2
科目番号 12101 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 常用漢字クリア、国語便覧、現代文学名作選
担当教員 豊田 尚子

到達目標

1.国語常識として、基礎的な漢字の読み書きかでき、語彙能力を高める。
2.近現代の文学作品の背景を知る。
3.古典の文学作品の背景を知る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国語常識として、基礎的な漢字の読み書きかでき、語彙を運用できる。基礎的な漢字の読み書きかでき、語彙をみにつける。基礎的な漢字の読み書きかできず、語彙能力もない。
評価項目2近現代の文学作品の背景を知り、説明できる。近現代の文学作品の背景をとらえることができる。近現代の文学作品の背景をとらえることができない。
評価項目3古典の文学作品の背景を知り、説明できる。古典の文学作品の背景をとらえることができる。古典の文学作品の背景をとらえることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
国語総合1に引き続き、低学年では、漢字学習などの基礎学力の向上を重視する。文化的教養として、一般常識のレベルでの国語常識を蓄積する。また、文章の意図を理解し、的確に説明できる文章作成能力を高める。
授業の進め方・方法:
1.授業の前半は漢字学習を中心に語彙力を高める。国語総合1の続きであるので、漢字プリントは、№13から始まる。
2.授業の後半は板書を中心とした講義となる。授業で扱う資料も試験対象となる。
3.授業内容をふまえ、基本的にオンライン対応としない。しかし、授業は、毎回前回の復習から始めるので、欠席しても内容を把握することはできる。さらに、試験前など適宜、ダイジェスト版、試験対策版として学年に共通した動画を配信する。
4.試験対策版の動画から100%テストが作成されるわけではない。毎回の授業をリアルタイムで受けることが大切である。前項6で説明したように、欠席した場合は次の授業の復習の時間に情報を収集できる。また、チャットなどを活用して質問してもよい。
5.ただし、学校全体としてオンライン対応となった時には、オンライン用の授業に変更することがある。
注意点:
1.漢字プリントは、目的と方法を意識して取り組むこと。まとめて提出をすることがあるので自分で管理すること。再発行はしない。
2.ノートを取るのは当然の行為であるため、ノート提出の加点はない。
3.試験後の課題は重要な提出物となる。授業内に完成させて提出する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス テキストの確認、漢字学習の進め方、課題の取り組み方を知る。
2週 漢字学習№13
近現代文学史①
漢字を学習する。
近現代文学史の用語の復習をする。
3週 漢字学習№14
近現代文学史②
漢字を学習する。
近現代文学史の全体の流れを確認する。
4週 漢字学習№15
近現代文学史③
漢字を学習する。
写実主義の作家と作品を学ぶ。
5週 漢字学習№16
近現代文学史④
漢字を学習する。
浪漫主義の作家と作品を学ぶ。
6週 近現代文学史まとめ 主要な作品を読み味わう。
7週 前期中間試験 設問に正しく解答する。
8週 試験の解答と解説 試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
2ndQ
9週 近現代文学史⑤
浪漫主義の作家と作品を学ぶ。
10週 漢字学習№17
近現代文学史⑥
漢字を学習する。
浪漫主義の作家と作品を学ぶ。
11週 漢字学習№18
近現代文学史⑦
漢字を学習する。
自然主義の作家と作品を学ぶ。
12週 漢字学習№19
近現代文学史⑧
漢字を学習する。
自然主義の作家と作品を学ぶ。
13週 漢字学習№20
近現代文学史⑨
漢字を学習する。
自然主義の作家と作品を学ぶ。
14週 近現代文学史まとめ 主要な作品を読み味わう。
15週 前期期末試験 設問に正しく解答する。
16週 試験の解答と解説 試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
後期
3rdQ
1週 後期のガイダンス 後期の授業の進め方を確認する。
2週 漢字学習№21
近現代文学史⑩
漢字を学習する。
反自然主義の作家と作品を学ぶ。
3週 漢字学習№22
近現代文学史⑪
漢字を学習する。
反自然主義の作家と作品を学ぶ。
4週 漢字学習№23
近現代文学史⑫
漢字を学習する。
反自然主義の作家と作品を学ぶ。
5週 漢字学習№24
近現代文学史⑬
漢字を学習する。
反自然主義の作家と作品を学ぶ。
6週 近現代文学史まとめ 主要な作品を読み味わう。
7週 後期中間試験 設問に正しく解答する。
8週 試験の解答と解説 試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
4thQ
9週 試験の解答と解説 試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
10週 漢字学習№25
古典文学史①
漢字を学習する。
古典の文学史の全体を知る。
11週 漢字学習№26
古典文学史②
漢字を学習する。
上代の文学史を学ぶ。
12週 漢字学習№27
古典文学史③
漢字を学習する。
上代の文学史を学ぶ。
13週 漢字学習№28
古典文学史④
漢字を学習する。
上代の文学史を学ぶ。
14週 古典文学史まとめ 上代の具体的な作品を資料として確認する。
15週 後期期末試験 設問に正しく解答する。
16週 試験の解答と解説 試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。2
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。2
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。1
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。2
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。2
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。2
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。2
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。2
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。1
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。1
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。1
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。1
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる1
複数の情報を整理・構造化できる。1
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000