材料力学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2015
授業科目 材料力学
科目番号 0005 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 材料力学入門(理工学社)
担当教員 鎌田 功一

到達目標

1. 引っ張り、圧縮について基本的な応力、ひずみの計算ができる。
2. 強度の決め方について基本的な概念を理解する。
3. 両端支持ばり、片持ちばりについて、集中荷重、等分布荷重の場合の曲げ応力計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1引っ張り、圧縮について応力、ひずみの計算ができる。引っ張り、圧縮について基本的な応力、ひずみの計算ができる。引っ張り、圧縮について基本的な応力、ひずみの計算ができない。
評価項目2許容応力を計算することができる。基本的な許容応力を計算することができる。基本的な許容応力を計算することができない。
評価項目3両端支持ばり、片持ちばりについて、集中荷重、等分布荷重の場合の曲げ応力計算ができる。両端支持ばり、片持ちばりについて、集中荷重、等分布荷重の場合の基本的な曲げ応力計算ができる。両端支持ばり、片持ちばりについて、集中荷重、等分布荷重の場合の曲げ応力計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
小テストはほぼ毎回実施する。
授業の進め方・方法:
1単位で材料力学の基礎を学ぶので、少なくとも復習は欠かせない。
注意点:
前期科目の工業力学で学んだ事をマスターしておく必要がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 材料力学入門 材料の特性を説明することができる。
2週 単純な引っ張り応力とせん断応力:垂直荷重と応力の定義と概念 引っ張り応力を計算することができる。
3週 単純な引っ張り応力とせん断応力:変形とひずみについてその定義と、両者の関係(フックの法則) 材料の変形量からひずみを計算することができる。
4週 4単純な引っ張り応力とせん断応力:応力ひずみ線図 応力ひずみ線図を図示することができる。
5週 単純な引っ張り応力とせん断応力:せん断ひずみとせん断応力 せん断力を計算することができる。
6週 単純な引っ張り応力とせん断応力:許容応力と基準強さ 許容応力を計算することができる。
7週 その他の応力:材料の自重による応力と熱応力 材料の自重による応力を計算することができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 曲げ応力:はり はりの種類を説明することができる。
10週 曲げ応力:はりの断面に加わるせん断力とその図示(SFD) はりの断面に加わるせん断力を計算し図示することでがきる。
11週 曲げ応力:はりに加わる曲げモーメントとその図示(BMD) はりに加わる曲げモーメントを計算し図示することができる。
12週 曲げ応力:分布荷重の場合のSFDとBMD 分布荷重のせん断力と曲げモーメントを計算することができる。
13週 曲げ応力:曲げ応力の計算 曲げ応力の計算することができる。
14週 曲げ応力:はりのたわみ はりのたわみを計算することができる。
15週 後期定期試験
16週 試験の解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603000100100
基礎的能力603000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000