電気電子理論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2014
授業科目 電気電子理論
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電気・電子概論 (実教出版) / 電気基礎 (上) トレーニングノート
担当教員 窪田 祥朗

到達目標

1.船舶において必要な電気工学、電子工学の基礎を築く。
2.関数電卓の基本的な使用方法を修得する。
3.オームの法則、キルヒホッフの法則を理解し、電気回路の回路解析の基礎を身につける。
4.電気回路解析で計算する際に関数電卓を活用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1キルヒホッフの法則など、回路解析に必要な基礎知識が理解できている。直流回路、交流回路の計算ができる。電気工学の基本法則が理解できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし、演習問題や課題を出して解答の提出を求める。
・予習と既習事項の練習定着は基本的に受講者の責任である。
注意点:
・授業には必ず関数電卓を持参。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスによる学修説明 この科目で学ぶべき内容を理解する
2週 電気の正体、関数電卓の使用法 電気の正体を知る。関数電卓を使用できる
3週 直流回路 1 直流回路の電圧と電流の意味を知る
4週 直流回路 2 オームの法則の計算ができる
5週 直流回路 3 キルヒホッフの法則を用いた計算ができる
6週 直流回路 4 抵抗の性質、直列回路と並列回路による違いを知る
7週 直流回路 5 電力と熱エネルギーの計算ができる
8週 前期中間試験 前期中間試験
2ndQ
9週 直流回路 6 電流の化学作用と電池の仕組みを理解する
10週 磁気回路 1 磁気に関するクーロンの法則を用いて計算できる
11週 磁気回路 2 電流による磁界を理解する
12週 磁気回路 3 電磁力と直流電動機の関係を理解する
13週 磁気回路 4 電磁誘導と直流発電機の関係を理解する
14週 静電気 1 電界に関するクーロンの法則を用いて計算できる
15週 静電気 2 コンデンサの性質を理解できる
16週 前期期末試験 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 静電気 3 合成容量、コンデンサの電流、電圧を計算できる
2週 交流回路 1 交流の基礎を理解する
3週 交流回路 2 R,L,C交流回路の電圧と電流の関係を理解する
4週 交流回路 3 R,L,Cの簡単な交流回路を計算できる
5週 交流回路 4 R,L,Cの交流回路を計算できる
6週 交流回路 5 共振を理解し、共振周波数を計算できる
7週 交流回路 6 交流電力を計算できる
8週 後期中間試験 後期中間試験
4thQ
9週 電子回路 1 半導体とは何か知る
10週 電子回路 2 ダイオードと整流回路を知る
11週 電子回路 3 トランジスタを知る
12週 電子回路 4 半導体素子にいくつかの種類があることを知る
13週 電子回路 5 トランジスタの増幅作用を知る
14週 電子回路 6 論理回路を知る
15週 後期期末試験 後期期末試験
16週 試験の解答解説 試験の解答解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力100000010
専門的能力3000005080
分野横断的能力100000010