科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 書道
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 新編書道 Ⅰ (教育出版)
担当教員 西川 雅堂,世古口 祐子

到達目標

・表現と鑑賞の幅広い活動から書を愛好する心を育てる。
・文化、伝統の理解を深める。
・書写能力を育てて自己表現する能力を高める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1様々な書に関心を持ち、表現・鑑賞かでき、意欲的に作品を仕上げて提出することができる。様々な書に関心を持ち表現・鑑賞ができ、作品を仕上げて提出することができる。様々な書に関心をもたず、表現・鑑賞ができない。清書を提出することができない。
評価項目2書の良さを感じ取り表現するため、授業前に準備を整え、積極的に練習し添削に来る。書の良さを感じ取り表現するため、多様な書法の違いを理解し授業中問題なく練習ができる。積極的に練習することができない。作品を提出することができない。
評価項目3臨書することで技能を習得し古典作品の特徴が理解できる。集字をし、作品を仕上げることができる。古典作品の特徴を理解し、書くことができる。作品を仕上げることができる。古典作品の特徴を理解せず集中して作品を仕上げない。添削した作品を捨てる。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (A1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【担当教員: 世古口 祐子(非常勤講師)】 
・「漢字の書」 さまざまな書風にふれることで,鑑賞,表現の能力を高め,創作に生かしていく.
・「仮名の書」 色々な書風にふれ,美しさや表現方法を学び,創作に活かしていく.
・「漢字仮名交じりの書」 身近な題材や自らの思い,感動を語句にし,実用的表現形式に創作する.
授業の進め方・方法:
実技で、作品、態度もしっかり取り組んでいるかを見る。
注意点:
「評価割合」のその他20パーセントについては、持ち物(半紙、墨汁、筆太小、硯、文鎮、下敷き)等の用意がされているかを評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 書へのいざない(1)
書に親しむ(身近な物から)
2週 書へのいざない(2)




書へのいざない(2)
用具,用材について知る(文房四宝)
3週 書へのいざない(3)
姿勢,執筆法を身につける
4週 書へのいざない(4)
調和よく書く
5週 書へのいざない(5)
書の美しさを知る
6週 漢字の書(1) 古典を学ぶ
7週 漢字の書(2) 孔子廟同
8週 漢字の書(3) 九成宮醸泉銘
2ndQ
9週 漢字の書(4) 雁塔聖教序
10週 漢字の書(5) 顔氏家廟碑
11週 漢字の書(6) 牛橛造像記
12週 漢字の書(7) 鄭義下碑
13週 行書(1) 集王聖教序
14週 行書(2) 蘭亭序
15週 行書(3) 風信帖
16週
後期
3rdQ
1週 行書(4) 争坐位文稿
2週 隷書(1) 曹全碑
3週 隷書(2) 木簡
4週 篆刻(1) 印を作ろうNo1
5週 篆刻(2) 印を作ろうNo2
6週 篆刻(3) 漢字の書の創作
7週 仮名 (1) 基本用筆を学ぶ
8週 仮名(2) 平仮名を書く
4thQ
9週 仮名 (3) 高野切
10週 漢字仮名交じり書(1) 書きたい言葉を古典から調べる
11週 漢字仮名交じり書(2) 書きたい言葉を古典から調べる
12週 硬筆(1) 生活の書
13週 硬筆(2) 生活の書
14週 硬筆(3) 生活の書
15週 硬筆(4) 生活の書
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00010900100
基礎的能力00010900100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000