概要:
低学年では、特に漢字学習などの基礎学力の向上を重視する。手書きの文字については、義務教育のレベルではなく、将来対外的に一般常識として求められるものを念頭に入れて学習する。それと同時に豊かな教養人となるべく、文化的知見を蓄積することを目標とする。
授業の進め方・方法:
1.毎回の授業時に、プリント形式で漢字学習をする。これはテストではなく、提出物・課題扱いとなる。
2.漢字学習の方法については、ガイダンスで説明するので、目的と取り組み方を理解すること。
3.漢字学習は、予習より、授業中の態度・復習に重点をおく。
4,講義は、ノートを取るのは当然のことであるので、ノート提出による加点はない。
5.指示された課題は、目的を理解し、丁寧に取り組んで提出すること。
6.授業内容をふまえ、基本的にオンライン対応としない。しかし、授業は、毎回前回の復習から始めるので、欠席しても内容を把握することはできる。さらに、試験前など適宜、ダイジェスト版、試験対策版として学年に共通した動画を配信する。
7.試験対策版の動画から100%テストが作成されるわけではない。毎回の授業をリアルタイムで受けることが大切である。前項6で説明したように、欠席した場合は次の授業の復習の時間に情報を収集できる。また、チャットなどを活用して質問してもよい。
8.ただし、学校全体として全学生がオンライン対応となった時には、オンライン用の授業に変更することがある。
注意点:
1.提出物などの受け渡しは、密を防ぐために、なるべく各教室内に提出用ボックスまたはファイルをその都度用意する。遅れた場合は、提出日時を記入して教員室ドアのファイルに提出すること。基本的には、17時で日付が変わることとする。
2.対面授業を前提としたシラバスである。オンライン授業となった場合、漢字学習の方法など変更する場合がある。
3.ポートフォリオは、5月に実施予定の漢字検定模擬試験、提出物の有無、提出物の内容評価、夏休みの宿題確認テストなどの総合評価とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要旨・要点をまとめることができる。 | 1 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 1 | |
社会生活で使われる語彙(故事成語・慣用句等を含む)を増やし、思考・表現に活用できる。 | 1 | |
専門の分野に関する用語を論理的思考・表現に活用できる。 | 1 | |
文学作品(小説・随筆・詩歌・古典等)を文脈に即して鑑賞し、そこに描かれたものの見方や登場人物の心情を説明できる。 | 1 | |
言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた知識や考え方を効果的な表現に活用できる。 | 1 | |
言語作品の読解を通して、人間や社会の多様な在り方についての考えを深め、自己を客観的に捉えたり自分の意見を述べることができる。 | 1 | |
常用漢字を中心に、日本語を正しく読み、表記できる。 | 1 | |
実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 1 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。 | 1 | |
整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。 | 1 | |
作成した報告・論文の内容及び自分の思考や考察を資料(図解・動画等)にまとめ、的確に口頭発表できる。 | 1 | |
課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 1 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 1 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 1 | |