船舶工学

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 船舶工学
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 航海造船学 海文堂
担当教員 小島 智恵

到達目標

1. 船舶独特の測度法であるトン数や、主要寸法の決め方について説明することができる。
2. 鋼船構造について構造様式、構造部材名称を説明することができる。
3. 複雑な船体の構造がどのような荷重に対してどのように耐えうるように設計されているのか説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1鋼船構造について構造様式を十分に説明することができる。鋼船構造について構造様式を説明することができる。鋼船構造について構造様式を説明することがでない。
評価項目2船舶独特の測度法であるトン数や、主要寸法の決め方について十分に説明することができる。船舶独特の測度法であるトン数や、主要寸法の決め方について説明することができる。船舶独特の測度法であるトン数や、主要寸法の決め方について説明することができない。
評価項目3鋼船構造について構造部材名称を十分に説明することができる。鋼船構造について構造部材名称を説明することができる。鋼船構造について構造部材名称を説明することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
船舶を運航する上で必要な船舶工学の基礎知識を学習し、船舶がどのような技術要素の上で設計・建造されているかを理解する。特に技術の背景と、その限界について正しい理解を持つようにする。
授業の進め方・方法:
授業態度の不良な者は、評価対象外とする。講義を中心に授業を行う。理解を助けるために、小テストやレポートを随時課す。
注意点:
また、5年次の船舶工学と合わせて、広範な船舶力学の基礎を学ぶので、少なくとも復習は欠かせない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 船の形 船型を分類することができる。
2週 トン数 総トン数を計算することができる。
3週 主要寸法 船の主要寸法を説明することができる。
4週 船体構造に関する規則 船主協会について説明することができる。
5週 船体用鋼材 船体用鋼材について説明することができる。
6週 鋼材の接合 鋼材の溶接法について説明することができる。
7週 船体強度 1 船体縦強度について説明できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 船体強度 2 船体横強度について説明できる。
10週 鋼材配置 1 船体強度材の名称を説明することができる。
11週 鋼材配置 2 船体構造様式を説明することができる。
12週 船体構造 1 船首材、船尾材について説明することができる。舵の分類ができる。
13週 船体構造 2 船底構造について説明することができる。
14週 船体構造 3 フレーム、ビームについて説明することができる。
15週 期末試験の解答解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合600010300100
基礎的能力0000000
専門的能力600010300100
分野横断的能力0000000