English Expression1

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 English Expression1
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 Vision Quest English Expression Ⅰ Standard (啓林館)、 同ワークブック(啓林館)、Listening Laboratory Basic α(数研出版)、グランドセンチュリー英和辞典(三省堂)
担当教員 橋爪 仙彦

到達目標

・簡単な英語で書かれた比較的短い文章を直読直解できる。
・簡単な英語での指示や質問の内容を聞いて、理解し、応答できる。
・基本的な構文を理解し、それを用いて簡単な英文を書ける。
・決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1相手の話を聞いてて正確に応答できる。相手の話を聞いて簡単ではあるが応答することができる。相手の話を聞いて応答することがほとんどできない。
評価項目2聞いたり読んだりしたことなどについて、つながりを示す語句を使って、まとまった内容を文法的に正しく書くことができる。聞いたり読んだりしたことなどについて、つながりを示す語句を使って、まとまった内容を書くことができる。聞いたり読んだりしたことなどについて、まとまった内容の英文を書けない。
評価項目3ゆっくりはっきりと話されれば、概要や要点を正確に捉えることができる。ゆっくりはっきりと話されれば、大体の概要や要点を捉えることができる。ゆっくりはっきりと話されても、概要や要点をとらえることができない。
評価項目4平易な英語で書かれた説明文などを読んで、概要や要点を正確に捉えることができる。 平易な英語で書かれた説明文などを読んで、大体の概要や要点を捉えることができる。 平易な英語で書かれた説明文などを読んでも、概要や要点をとらえることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (A1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
① 英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する。
② 事実や意見などを多様な観点から考察したり、論理の展開や表現の工夫をしながら伝える能力を養う。
③ 文化の多様性を理解し、異なった文化を尊重する姿勢を育てる。
授業の進め方・方法:
① 週2時間の授業で、Vision Quest English Expression 1 Standard (啓林館)を使用する。英文法を学び、それを利用して、英語で会話やスピーチなどを行なう。特に、リスニング練習としてListening Laboratory(数研出版)を使用する。
② 中学で習得した英語の基礎を固め、英語の運用能力の向上を目指して授業を行なう。
③ 予習、復習を行ない、授業に臨むこと。
注意点:
① English Expression 1は2単位の通年授業である。前期成績と後期成績の平均を持って年間成績とする。
② 評価における割合は、試験60%、ポートフォリオ30%、態度10%である。
③ ポートフォリオには、リスニング小テスト、文法の確認テスト、提出物、発表などが含まれる。提出物は期限厳守のこと。遅れて提出した場合には減点、もしくは受け取られないこともある。
④ 必要に応じてLL教室でも授業を行なう。LL教室を使う際には、機材を丁寧に扱うこと。破損、汚損した場合には費用の負担を求めることもある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
LL Unit 1 写真に合う説明を選ぶ
教科書の内容と使い方を確認する。
授業の進め方、評価について理解する。
LL教室の座席を確認し、使い方を知る。
LLの Unit 1に取り組む。
2週 LL Unit 2 適切な応答を選ぶ1
VQ Lesson 1 Let's have lunch together sometime.
LLの Unit 2に取り組む。
イントネーション、相づち、聞き返しについて理解する。
3週 LL Unit 3 近い意味の英文を選ぶ
VQ Lesson 1 Let's have lunch together sometime.
LLの Unit 3に取り組む。
文の種類について理解する。
4週 LL Unit 4 対話に合うイラストを選ぶ
VQ Lesson 2 Are you interested in Japanese anime?
LLの Unit 4に取り組む。
リズム、言い換え、話題の変更について理解する。
5週 LL Unit 5 数字を聞き取る
VQ Lesson 2 Are you interested in Japanese anime?

LLの Unit 5に取り組む。
文型と動詞について理解する。
6週 VQ Lesson 3 I'm going to Okinawa with my family. 母音、計画、予定について理解する。
時制について理解する。
7週 中間試験
8週 中間試験の返却と解答
誤答を訂正し、正答を理解できる。
2ndQ
9週 LL Unit 6 位置関係を理解する
VQ Lesson 4 I hear you've joined the soccer team.
LLの Unit 6に取り組む。
子音、原因・理由を述べることについて理解する。
10週 LL Unit 7 短い対話を聞き取る1
VQ Lesson 4 I hear you've joined the soccer team.
LLの Unit 7に取り組む。
完了形について理解する。
11週 LL Unit 8 道案内を聞き取る
VQ Lesson 5 Can you tell me what 'anmitsu' is like?
LLの Unit 8に取り組む。
カタカナ語、許可、依頼の表現について理解する。
12週 LL Unit 9 天気予報を聞き取る
VQ Lesson 5 Can you tell me what 'anmitsu' is like?
LLの Unit 9に取り組む。
助動詞について理解する。
13週 LL Unit 10 適切な応答を選ぶ2
VQ Lesson 6 I'm so glad I can see the Sydney Opera House.
LLの Unit 10に取り組む。
数字の発音、喜び、驚きの表現について理解する。
14週 VQ Lesson 6 I'm so glad I can see the Sydney Opera House. 受動態について理解する。
15週 期末試験
16週 期末試験の返却と解答
誤答を訂正し、正答を理解できる。
後期
3rdQ
1週 LL Unit 11 説明に合う写真を選ぶ
VQ Lesson 7 It's very nice of you to say so.
LLの Unit 11に取り組む。
アクセント、感謝、謝罪の表現について理解する。
2週 LL Unit 12 買い物での対話を聞き取る
VQ Lesson 7 It's very nice of you to say so.
LLの Unit 12に取り組む。
不定詞について理解する。
3週 LL Unit 13 電話での対話を聞き取る
VQ Lesson 8 How about going to see a musical?
LLの Unit 13に取り組む。
つながる音、勧誘、申し出の表現について理解する。
4週 LL Unit 14 説明文を聞き取る
VQ Lesson 8 How about going to see a musical?
LLの Unit 14に取り組む。
動名詞について理解する。
5週 LL Unit 15 短い対話を聞き取る2
VQ Lesson 9 I'm for school uniforms.
LLの Unit 15に取り組む。
変わる音、賛成、反対の表現について理解する。
6週 VQ Lesson 9 I'm for school uniforms. 分詞について理解する。
7週 中間試験
8週 中間試験の返却と解答
誤答を訂正し、正答を理解できる。
4thQ
9週 LL Unit 16 グラフを読み取る
VQ Lesson 10 How do you spend Christmas?
LLの Unit 16に取り組む。
聞こえなくなる音、説明の表現について理解する。
10週 LL Unit 17 条件に合う選択肢を選ぶ
VQ Lesson 10 How do you spend Christmas?
LLの Unit 17に取り組む。
関係詞について理解する。
11週 LL Unit 18 適切なものをすべて選ぶ
VQ Lesson 11 Did you watch the debate on TV last night?
LLの Unit 18に取り組む。
文の中での強調、意見の述べ方、主張の仕方について理解する。
12週 LL Unit 19 アナウンスを聞き取る
VQ Lesson 11 Did you watch the debate on TV last night?
LLの Unit 19に取り組む。
比較について理解する。
13週 LL Unit 20 さまざまなナレーションを聞き取る
VQ Lesson 12 I wish my parents were more understanding.
LLの Unit 20に取り組む。
アメリカ英語とイギリス英語、助言、提案の仕方について理解する。
14週 VQ Lesson 12 I wish my parents were more understanding. 仮定法について理解する。
15週 期末試験
16週 期末試験の返却と解答 誤答を訂正し、正答を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1後11
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1後8
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。1
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。1
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。1
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。1
他者の意見を聞き合意形成することができる。1
合意形成のために会話を成立させることができる。1

評価割合

試験ポートフォリオ態度合計
総合評価割合6030100100
基礎的能力6030100100
専門的能力00000
分野横断的能力00000