実験実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2015
授業科目 実験実習Ⅰ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:3 後期:3
教科書/教材
担当教員 鎌田 功一,小島 智恵,瀬田 広明,吉田 南穂子,大野 伸良,小川 伸夫,小田 真輝,窪田 祥朗

到達目標

講義で学んだ工学知識を、実際に実験および実習することにより理解を深めるとともに、船舶運航士として必要な工学的な実験手法、実習方法の基礎を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験、実習内容を理解し、講義で学んだ知識を活用し説明できる実験、実習内容を理解し、講義で学んだ知識を活用できる実験、実習内容を理解し、講義で学んだ知識を活用できない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
実験実習は、試験の代わりにレポート及び実習作品が評価の対象となり再試験に類するものはない。
予習と既習事項の練習定着は基本的に受講者の責任である。
授業の進め方・方法:
授業方法は実験および実習を中心とし、実験に対するレポートの提出を求める。
注意点:
実験実習は必ず出席する。(病気、その他での欠席の時は担当教官に連絡する)
各実験実習終了後には必ずレポート課すので必ず期限までに提出する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスによる学修説明 実験実習の注意事項、実験概要を理解する
2週 工業材料・工作実習 1 材料の引張試験を行い、試験結果の整理と考察ができる。
3週 工業材料・工作実習 2 安全教育を受け、災害防止と安全確保のためにすべきことがわかる。
4週 工業材料・工作実習 3 旋盤の基本操作を習得し、作業ができる。
5週 工業材料・工作実習 4 溶接の基本作業ができる。
6週 電気工学・電子工学 1 テスタ、メガーを用いて各部の計測ができる
7週 電気工学・電子工学 2 シーケンス回路図を読める
8週 電気工学・電子工学 3 未完了実験やデータ補足実験
2ndQ
9週 電気工学・電子工学 3 光導電素子、太陽電池の原理を理解して計算できる
10週 電気工学・電子工学 4 トランジスタの増幅回路の動作点、増幅度を計算できる
11週 計測自動制御 1 常用測定器について取扱いができる
測定値の整理ができる
12週 計測自動制御 2 温度、流量、液位などの各種計測の概要を説明できる
13週 計測自動制御 3 制御法の分類ができる
14週 計測自動制御 4 自動制御装置を使用できる
15週 補足実験、実験予備 未完了実験やデータ補足実験
16週 実験のまとめ 実験をまとめ、全実験の内容を理解できる
後期
3rdQ
1週 操船 1 小型船舶による基本操船や応用操船ができる。
2週 操船 2 錨把駐力実験で錨の性質を理解し、静止把駐係数を求めることができる。
3週 操船 3 操船シミュレータを用い、一般商船の基本的な操船ができる。
4週 操船 4 強風下での船舶の振れ回りの運動を測定し、その特徴について説明できる。
5週 応用力学・船舶工学 1 模型船の重心を測定できる
6週 応用力学・船舶工学 2 模型船の環動半径を測定できる
7週 応用力学・船舶工学 3 一様流れ中の物体の抵抗を測定できる
8週 補足実験、実験予備 未完了実験やデータ補足実験
4thQ
9週 応用力学・船舶工学 4 ピトー静圧管によって流速を計測できる
10週 練習船実習 1 レーダの取り扱いができる
11週 練習船実習 2 救命方法を理解している
12週 練習船実習 3 主配電盤を操作し、発電機並列運転方法を理解している
13週 練習船実習 4 (航海)非常操舵方法を理解している
(機関)主機関弁調整線図を作成できる
14週 補足実験、実験予備 未完了実験やデータ補足実験
15週 実験のまとめ 実験をまとめ、全実験の内容を理解できる
16週 実験のまとめ 実験をまとめ、全実験の内容を理解できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度レポート成果品・実技合計
総合評価割合00005050100
基礎的能力00005050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000