船舶通信概論

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 平成26年度 (2014年度)
授業科目 船舶通信概論
科目番号 0022 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「百万人の天気教室」白木正規著、成山堂書店
担当教員 鈴木 治

到達目標

1.天気の基礎を理解し、各種天気現象における発生の仕組みや構造等について説明できる。
2.気象観測と気象情報の流れについて説明できる。
3.各種天気図から必要な情報を読み取れ、予報を活用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種気象要素の変動要因を説明できる各種天気要素の仕組みを説明できる各種気象要素の成因が説明できない
評価項目2船舶における気象観測ができ、各種気象情報を入手ができる各種天気図を適切に入手・報告できる洋上での気象上の入手法が説明できない
評価項目3各種天気図・気象情報から、簡単な予報ができる天気図の情報を読み取ることができる天気園の情報を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種気象要素を理解し、天気現象の発生要因や変動要因を理解し、天気図を含む気象情報を航海に活用できるように学習する。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式を基本とするが、教科書を使って予習・復習を行い、講義ノートを補完した独自の自学自習ノートを作成すること。
注意点:
小テストを頻繁に実施するのでそのための学習を怠らないこと。また、課せられたレポートは期限に遅れずに提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 各種気象要素の観測演習1 気温・湿度・気圧・風の観測法を説明できる
2週 各種気象要素の観測演習2 雲・降水・視程の観測法を説明できる
3週 船舶における気象情報の入手法 船舶における気象情報の入手法を説明できる
4週 船舶における有効な気象情報の入手法 衛星情報等の入手法を説明できる
5週 地上天気図 地上天気図に含まれる情報を説明できる
6週 高層天気図 高層天気図における情報を説明できる
7週 波浪・気象・海況に関する実況図・予想図1 実況図・予想図からの情報を説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 波浪・気象・海況に関する実況図・予想図2 実況図・予想図からの情報を説明できる
10週 気象に関する各種警報等について 気象警報・注意報・特別警報について説明できる
11週 異常気象について1 船舶に影響する波浪・風の影響について説明できる
12週 異常気象について2 降水・着氷の影響について説明できる
13週 台風の影響のついて1 台風進路と自船の関係を説明できる
14週 台風の影響について2 避航航路を設定できる
15週 期末試験の説明
16週 期末試験の解答・解説 期末試験の内容を
理解する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合500010400100
基礎的能力0000000
専門的能力5000040090
分野横断的能力000100010