English Communication2

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 English Communication2
科目番号 0039 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 後期:4
教科書/教材 All Aboard! English Communication I(東京書籍)
担当教員 岸川 良蔵

到達目標

・簡単な英語で書かれた比較的短い文章を直読直解できる。
・英語での指示や質問の内容を理解できる。
・基本的な構文を理解し、それを用いて簡単な英文を書ける。
・決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簡単な英語で書かれた比較的短い文章を正確に直読直解できる。 簡単な英語で書かれた比較的短い文章を直読直解できる。 簡単な英語で書かれた比較的短い文章であっても直読直解できない。
評価項目2英語での指示や質問の内容を正確に理解できる。英語での指示や質問の内容を理解できる。 英語での指示や質問の内容を正しく、または全く理解できない。
評価項目3基本的な構文を十分に理解し、それを用いて簡単ではあるが正確な英文を書ける。基本的な構文を理解し、それを用いて簡単な英文を書ける。 基本的な構文を理解できない。それを用いて簡単な英文も書けない。
評価項目4決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話がスムーズにできる。決まったフレーズを用いて、自己紹介や簡単な会話ができる。決まったフレーズを用いても、自己紹介や簡単な会話ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
EC2は週4時間、2単位の半期授業である。
到達目標を目指して、①コミュニケーションへの関心・意欲・態度、②外国語表現の能力、③外国語理解の能力、④言語や文化についての知識、理解などを高める授業を行なう。
教科書『All Aboard! English Communication I』(東京書籍)と並行しながら『英単語ターゲット1200』も使用する。
授業の進め方・方法:
1 授業は講義が中心となる。
2 各レッスンの扉の写真を見ながら、本文の内容について簡単なやり取りをする。
3 新出単語や連語についての発音と意味を確認する。
4 扱われている文法事項を確認、理解し、本文理解の助けとする。
5 本文の音声を聞き、音読練習を様々なやり方で行なう。
6 本文を訳読し、その内容に関する設問に答える。
7 課末の文法を中心とした練習問題を行ない知識を定着させ、会話表現を利用しながら表現活動を行なう。
8 ワークブックを利用し、レッスン全体の復習を行なう。
注意点:
1 副教材は『All Aboard! English Communication I Workbook』 (東京書籍),『英単語ターゲット1200 (旺文社)』、『英単語ターゲット1200 Workbook I』(旺文社)、『グランドセンチュリー英和辞典』(三省堂)である。
2 提出物は、期日を厳守のこと。そうでない場合は減点対象となる。
3 予習と復習は必須であり、指名された際には答えることができるような姿勢で授業に臨むこと。
4 評価割合は、試験60、小テスト15、態度3、ポートフォリオ22である。小テストには『英単語ターゲット1200』の確認テスト、長期休暇中の課題の確認テスト、スタディサポートの英語の得点などが含まれる。「ポートフォリオ」には、ノート、ワークブック、課題などの提出点が含まれる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 A Funny Pictures from the Edo Period 歌川国芳についてのスピーチを通して浮世絵と現代マンガの関連性を理解し、絵や写真を描写する場面にふさわしい表現がわかる。
2週 Lesson 6 A Funny Pictures from the Edo Period
Lesson 7 Living on Ice
受け身の基本的知識を有している。
皇帝ペンギンの現状と地球温暖化の影響について理解している。
3週 Lesson 7 Living on Ice 現在完了形について基本的知識を有している。
4週 Lesson 8 Buiding Trust in Space 国際宇宙ステーションの船長となった若田光一さんの職務や船員動詞のコミュニケーションに対する考えを理解している。
5週 Lesson 8 Buiding Trust in Space
文の構造を知る 3
理由を述べる表現が分かり、itの用法についての基本的知識を有している。
主語+動詞+目的語+補語の文型を理解し、2つの目的語をとる動詞と、この文型をとる動詞を区別して理解できる。
6週 文法のまとめ 3
Let's Listen 2 フリーマーケットで買い物
受け身、現在完了形、itの用法、文構造について理解している。
日常生活における風俗、習慣を理解し、買い物の場面でよく使われる表現がわかる。
7週 中間試験
8週 試験返却、解答
Lesson 9 Pigs from across the Sea
誤答を訂正できる。
第二次世界大戦後の沖縄の惨状と沖縄出身のハワイの日系アメリカ人の試みについて理解している。
4thQ
9週 Lesson 9 Pigs from across the Sea 関係代名詞について基本的知識を有している。
10週 Lesson 9 Pigs from across the Sea
Communication 3  乗換案内
電車の乗換案内の場面においてよく使われる表現を理解している。
11週 Lesson 10 I Am Malala マララさんと彼女の教育を受ける権利に対する思いについて関心を持っている。
12週 Lesson 10 I Am Malala
接頭辞、接尾辞
比較表現について理解している。
よく使われる接頭辞、接尾辞について理解している。
13週 Reading 2 Alone 理解できない表現等があっても推測しながら読み続け、ガマ君とカエル君の友情についてのストーリーから場面や心情を読み取ることができる。
14週 Extra Target 2
願望を表す仮定法過去について理解している。
15週 文法のまとめ 4 関係詞、分詞構文、比較表現、仮定法過去について理解している。
16週 試験返却、解答 誤答を訂正できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2前1
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。1
英語の発音記号を見て、発音できる。1
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。1
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。1
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。1
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。1
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。1
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。2

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合601503220100
基礎的能力601503220100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000