運用学実験

科目基礎情報

学校 鳥羽商船高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 運用学実験
科目番号 0055 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 テキスト配布
担当教員 片岡 高志,谷水 聖奈,鎌田 功一,齊心 俊憲,山田 智貴

到達目標

座学で身につ受けた知識を実験を通じて再確認するとともに、より理解を深める 。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験実習で与えられた課題を完遂し、適切な報告書を提出することができる実験実習で与えられた課題を実行し、報告書を提出することができる実験実習で与えられた課題を遂行できず、報告書を提出することができない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育目標 (B3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
船舶運航者として必要な知識を、実験を通じてより理解する。
授業の進め方・方法:
各実験担当教員の指示をしっかりと聞き、自分勝手な行動をとらないこと。
実験には積極的に参加すること。
注意点:
実験実習であるので、実験にすべて参加し、レポート等の提出物がすべて提出されて初めて評価の対象となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-1 課せられたテーマに沿って実験を行い、その成果を報告書にまとめる。
2週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-2 同上
3週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-3 同上
4週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-4 同上
5週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-5 同上
6週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-6 同上
7週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-7 同上
8週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-8 同上
2ndQ
9週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-9 同上
10週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-10 同上
11週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-11 同上
12週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-12 同上
13週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-13 同上
14週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-14 同上
15週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-15 同上
16週
後期
3rdQ
1週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-16 同上
2週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-17 同上
3週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-18 同上
4週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-19 同上
5週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-20 同上
6週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-21 同上
7週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-22 同上
8週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-23 同上
4thQ
9週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-24 同上
10週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-25 同上
11週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-26 同上
12週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-27 同上
13週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-28 同上
14週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-29 同上
15週 航海法規・気象通信・操船・船舶工学・載貨-30 同上
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3前1,後15
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。3前1,後15
分数式の加減乗除の計算ができる。3後15
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。3後15
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。3後15
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3後15
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。3後15
簡単な連立方程式を解くことができる。3後15
無理方程式・分数方程式を解くことができる。3後15
1次不等式や2次不等式を解くことができる。3後15
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3後15
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後15
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3後15
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3後15
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後15
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3後15
角を弧度法で表現することができる。3後15
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後15
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3後15
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3後15
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3後15
一般角の三角関数の値を求めることができる。3後15
2点間の距離を求めることができる。3後15
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。3後15
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。3後15
自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3後15
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。3後15
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。3後15
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。3後15
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。3後15
平均の速度、平均の加速度を計算することができる。3後15
物体に作用する力を図示することができる。3後15
力の合成と分解をすることができる。3後15
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。3後15
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。3後15
慣性の法則について説明できる。3後15
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。3後15
運動方程式を用いた計算ができる。3後15
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。3後15
運動の法則について説明できる。3後15
仕事と仕事率に関する計算ができる。3後15
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。3後15
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。3後15
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。3後15
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3後15
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。3後15
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。3後15
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3後15
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。3後15
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。3後15
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。3後15
力のモーメントを求めることができる。3後15
角運動量を求めることができる。3後15
角運動量保存則について具体的な例を挙げて説明できる。3後15
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。3後15
重心に関する計算ができる。3後15
一様な棒などの簡単な形状に対する慣性モーメントを求めることができる。3後15
剛体の回転運動について、回転の運動方程式を立てて解くことができる。3後15
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。3後15
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。3後15
波動波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。3後15
横波と縦波の違いについて説明できる。3後15
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。3後15
物理実験物理実験測定機器などの取り扱い方を理解し、基本的な操作を行うことができる。3後15
安全を確保して、実験を行うことができる。3後15
実験報告書を決められた形式で作成できる。3後15
有効数字を考慮して、データを集計することができる。3後15
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3後15
波に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3後15
化学(一般)化学(一般)質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。3後15
イオン化傾向について説明できる。3後15
金属の反応性についてイオン化傾向に基づき説明できる。3後15
ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。3後15
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。3後15
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。3後15
海水の運動を理解し、潮流、高潮、津波などを説明できる。3後15
専門的能力分野別の専門工学商船系分野(航海)船舶工学船体抵抗の種類、船体抵抗に影響を与える要素について説明できる。2
推進器の種類、出力と推進効率について説明できる。2
載貨復原性と船の安全性の関係について説明できる。2
船の重心、浮心、傾心等の専門用語の意味を説明できる。2
貨物の移動・積み降ろしによる重心移動について、その移動距離を計算により求めることができる。4
重心、浮心、傾心それぞれの位置関係から、船体の安定・不安定を評価できる。4
復原力について、包括的に説明できる。2
貨物の移動・積み降ろしによるトリム及び喫水の変化について計算できる。4
分野別の工学実験・実習能力商船系分野(航海)【実験・実習能力】実験実習実験で行った内容をレポートにまとめることができる。3
レーダを操作して各種調整を行い、適切に表示することができる。3
レーダARPAを操作して他船の針路・速力・最接近距離及び時間を表示することができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00007030100
基礎的能力0000353065
専門的能力000035035
分野横断的能力0000000